郷土資料館の収蔵資料

収蔵資料の紹介

資料名 西金野井香取神社領朱印状(にしかなのいかとりじんじゃりょうしゅいんじょう)
年代 天正19年(1591)11月~万延元年(1860)9月11日
法量
資料種別 古文書
文化財指定 市指定有形文化財
収蔵番号等 寄託
資料写真
解説 「西金野井香取神社領朱印状」は、徳川将軍家から与えられた神社の10石の土地を保証するための文書です。将軍の代替わりごとに新しい朱印状が与えられ、天正19年の徳川家康をはじめ、二代秀忠、三代家光、四代家綱、五代綱吉、八代吉宗(図1)、九代家重、十代家治、十一代家斉、十二代家慶、十三代家定、十四代家茂が発給した歴代の朱印状12通が伝わっています。江戸時代を通じて西金野井香取神社が地域の有力神社として存在したことを示す資料です。なお、江戸時代を通じ、庄和地域は下総国葛飾郡でした。この朱印状にも「下総国葛飾郡金井郷之内」と記されています。
図1
図2
図3
図4
語注
参考文献 『春日部市史 庄和地域 原始・古代・中世・近世』(2012年)
その他