郷土資料館の収蔵資料

収蔵資料の紹介

資料名 第22回埼玉国体歓迎用提灯(だい22かいさいたこくたいかんげいようちょうちん)
年代 昭和42年(1967)10月
法量 直径25センチメートル、高さ41センチメートル
資料種別 歴史資料
文化財指定 未指定
収蔵番号等 480-29
資料写真
解説 昭和42年(1967)10月、埼玉県内で第22回国民体育大会が行なわれ、春日部市は女子ソフトボール競技会の会場となりました。市では競技会場として大沼運動公園のグランドを建設し、これを機に春日部駅西側地域の開発が急速に進みました。市に初めて天皇皇后両陛下がご臨席されたこともあり、「きれいな街づくり」「正しい交通で迎えよう」などのスローガンが掲げられ、県・市をあげての埼玉国体の開催は、戦後の「近代都市春日部」の発展に大きく貢献することになりました。
内出町のある家では、国民体育大会を迎えるにあたって、街頭を飾った提灯や小旗、軒先の写真が大切に保管されていました(飾られた様子は図1の写真参照)。小旗には「42.10.22」とペン書きがあり、国体の開会日の10月22日に飾りつけられたものであることがわかります。
提灯には「歓迎」「春日部市」の文字と国民体育大会のシンボルマークが配され、裏側には「女子」「ソフトボール」とシンボルマークが配されています。
図1
図2
図3
図4
語注
参考文献 『春日部市史 第6巻 通史編2』(春日部市教育委員会、1995年)
その他