収蔵資料の紹介
資料名 | 旧春日部市の市章(きゅうかすかべしのししょう) |
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年代 | 昭和45年(1970)~平成17年(2005) |
法量 | 80×25.2×56cm |
資料種別 | 歴史資料 |
文化財指定 | 未指定 |
収蔵番号等 | 001-168 |
資料写真 | |
解説 |
この資料は、現市庁舎に掲げられていた旧春日部市の市章です。現市庁舎は、昭和45年(1970)12月21日に完成し、翌46年(1971)1月18日より業務を開始し、現在に至ります。 旧春日部市の市章は、昭和29年(1954)の市制施行に伴い制定されたものです。当時市祖と位置づけられていた春日部重行公の紋所をあしらい、二つの輪で協和を表すものとして採用され、「和を以て堅く結ばれたる春日部市の生き生き発展」を象徴しています。 平成17年(2004)10月1日、春日部市と庄和町との合併により、新たな市章が制定されると、旧市章はその役割を終え、市庁舎から取り外されました。 |
図1 | |
図2 | |
図3 | |
図4 | |
語注 | 春日部重行(かすかべしげゆき): 南北朝時代の武将。足利尊氏の京都上洛に際して、後醍醐天皇軍に加わり功名を立てた。天皇に近侍し、尊氏の京都追放後、上総国山辺南郡・下総国春日部郷の地頭職を安堵されている。重行は京都で自刃したといわれ、市域の最勝院には、重行の子の家縄が遺骨を持ちかえり葬ったと伝えられる塚がある。 |
参考文献 | 『広報かすかべ』/ 『図録春日部の歴史』(春日部市教育委員会、1998年) |
その他 |
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