収蔵資料の紹介
資料名 | 北条氏政の感状(ほうじょううじまさのかんじょう) |
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年代 | 永禄12年(1569)3月14日 |
法量 | 45.2×19.5センチメートル |
資料種別 | 古文書 |
文化財指定 | 市指定有形文化財 |
収蔵番号等 | 497-1 |
資料写真 | |
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解説 |
この文書は、永禄12年(1569)3月13日夜、薩た山(さったやま・静岡県静岡市清水区、「た」は土偏に垂)において夜襲してきた敵一人を、針宇文六とともに協力して討ち取った(「合討(あいうち)」)多田新十郎の功績を褒賞した北条氏政の感状(かんじょう)です。 永禄11年(1568)12月、武田信玄は相甲駿の三国同盟を破り、駿河国の今川氏を攻めました。今川氏真の義兄にあたる北条氏政は、氏真救出のため駿河に出陣し、薩た山付近で武田軍と衝突しました。多田新十郎は、はじめは甲斐の武田氏に仕えていましたが、主君を諫言して退身し、岩付城主太田資正に従ったという土豪武士です。新十郎の子息は、のちに粕壁に土着して、宿場町の草分け百姓となりました。 |
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語注 | |
参考文献 |
『春日部・糟ケ辺・糟壁・粕壁〜戦国から泰平へ〜』(春日部市郷土資料館、2016年) 山口博『戦国大名北条氏文書の研究』(岩田書院、2007年) |
その他 |
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