郷土資料館の収蔵資料

収蔵資料の紹介

資料名 春日部町六三制教育施設組合出資証券(かすかべまちろくさんせいきょういくしせつくみあいしゅっししょうけん)
年代 昭和23年(1948)11月
法量 10.5×14.3センチメートル
資料種別 歴史資料
文化財指定 未指定
収蔵番号等 448-21
資料写真
 出資証券.jpg
解説 昭和22年(1947)から六三制義務教育が施行されましたが、各市町村では財政が逼迫していたため、新制中学校の校舎建設が課題となっていました。春日部町では、六三制教育施設組合を作り、町民に1口500円の出資を募り、総額1000万円を集金し、春日部中学校校舎建築の資金に充てました。
この資料は、春日部町六三制教育施設組合が発行した500円の出資証券です。本紙には建築計画中の春日部中学校の校舎がデザインされています。出資に賛同した町民に配付されたもので、組合の規約によると、出資金は2年間据え置きの後、町から10か年間で抽選で償還することになっていました。
なお、春日部中学校は、昭和22年5月1日、現粕壁小学校に併設して開校し、現在地に校舎が落成するのは昭和25年(1950)2月1日のことになります。
図1
図2
図3
図4
語注
参考文献 『春日部市史 第6巻 通史編2』(春日部市教育委員会、1995年)
その他