ほごログ(文化財課ブログ)

【出張授業】でばりぃ資料館in八木崎小学校

令和7年2月12日(水)に八木崎小学校に出向き、第3学年の児童に向けて「でばりぃ資料館」を開催しました。

 

八木崎小の3年生は全4クラスで人数は100人を超えます。
今日は4クラス合同で体育館を利用しての開催です!

昔の家庭の道具コーナー

昔の市の様子・学校の道具コーナー

体育館の前方で「昔の家庭の道具」を、後方では「昔の市の様子・学校の道具」を展示し、学芸員が解説をしました。

 

昔の家庭で使われていた道具の説明

「火のし」という服のシワを伸ばすために使われた道具には“炭”が使われます。他にも炭は調理や暖房の燃料として使用され、生活に欠かせないものでした。
児童たちに炭の用途を尋ねると「バーベキュー!」という声があがりますが、その他の使い道はなかなかでこないようで、現在の生活における炭の役割の違いに驚いた様子でした。

 

昔の市の様子・学校の道具の説明

八木崎小が開校したのは1972年(昭和47年)です。八木崎小ができる前は、周辺のこどもたちは粕壁小に通っていました。
現在も八木崎小の校庭に残る築山(つきやま)は、開校当時の6年生が作るのを手伝ったそうです。50年以上前の卒業生が残していったものだと知った児童からは「え~!?」という声が!まさに八木崎小の歴史を刻む宝の山といってもよいのではないでしょうか!

 

今日はじっくりと学習時間が確保でき、探検シートを使った学習も進めることができました!自由時間にも探検シートをクリアしようと、質問をしてくる児童が多く見られ、学習意欲を高めてくれた様子でした。

 

八木崎小のみなさん、今度はみなさんが郷土資料館に遊びに来てくださいね♪
またお会いしましょう!