博物館実習3日目・資料取扱い実習
本日は資料の取扱いについて学びました。
午前は掛軸と巻物。学校の授業で実際に触ったことがある人も多かったようですが、持ち方や注意する点などはその時々によるため、慎重に扱わなければなりません。
実際に扱ってみると、しまい方の手順を飛ばしてしまったり、うまく巻けなかったりとなかなか難しく、皆真剣に手元を観察していました。
午後は考古資料、今回は資料を外に持ち出す想定で土器の梱包を行いました。
まずは梱包に必要な綿布団を用意します。そして、それを使って土器を包んでいくのですが、土器の形はものによってさまざま。大きいものもあれば、小さいものもあります。それらに合わせて適切な梱包方法を考え、丁寧に包んでいきます。
梱包・運送の際、どんな状態だと資料を傷つけてしまうのか、想像力の必要な作業であると思いました。
実習はまだまだ続きます。楽しみながらしっかり学んでいきたいと思います。
(令和5年度実習生)