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市内のある稲荷社の調査

本日は市内の、ある稲荷社の調査をしました。

この稲荷社は、今まで町内会が管理していましたが、

町内会の解散に伴い解体することとなり、調査することになりました。

私たちが行ったことは、主に調査カードに、

神社にある石鳥居や社殿、立札などの年代や製作者を記入し、

その上でスケッチし、測定しました。

旧町内会の方からもお話を聞き、帰座祭について教えていただきました。

写真:調査風景

また、石鳥居は明神鳥居型で、立札には「神霊誌」として、

子供の夜泣封や、家内安全、商売繁盛などご利益ある神社でありました。

石神には笠間稲荷大明神、弁財天、井戸水神と書かれていました。

地域で祀られた稲荷社は、町の人々に密着した神社であることがわかりました。

写真:資料整理

郷土資料館に戻ってからは、お預かりした資料を整理しました。

暑い中の調査でありましたが、とても身になる時間でした。

ありがとうございました。