縄文体験教室 ㏌ 八木崎小学校♬
6月18日(金)は八木崎小学校の6年生を対象に「縄文体験教室」の出張授業を行いました。
クラスは全3クラス。
授業は、三密を避けるため4階の広々とした多目的教室を会場としました。
導入では「神明貝塚」の動画、さらには学校付近に広がる八木崎遺跡・浜川戸遺跡を紹介、さらには市内の貝塚遺跡の特徴や市内が海原にあった時代を学習しました。
その後、
「道具ブース」「食料ブース」「土器ブース」の三箇所に分かれてグループで体験してもらいました。
▲石器の黒耀石が200km離れた信州諏訪付近からの交易によってもたらされたことを学習する生徒さん達。
▲「縄文土器」「須恵器」「土師器」「埴輪」。それぞれの用途や違いを実物に触れて学習。
灰色の「須恵器」を石やコンクリートだと思っていた生徒さんが、「土器」であると知り驚いていました。
▲石器のコーナーでは黒耀石の鋭い切れ味を段ボールで実体験。指を切らないようにハラハラしながらも、「良く切れる!」の歓声が上がります。
授業終了後、感想を聞いたところ、「黒耀石の石器が欲しいです!」と熱意をもって答えてくれた生徒さんもいました。これをきっかけにもっともっと縄文時代を好きになってもらえたら幸いです。
八木崎小学校のみなさん、ありがとうございました。
これからも縄文時代の学習にお手伝いを進めてまいります。