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豊野小6年生”縄文体験”授業を行いました!!

 7月13日(水)、出張授業「縄文体験」の7校目、豊野小学校6年生の2クラスで実施しました。学校付近には未だ発掘調査を行ったことがない沼廻(ぬままわり)遺跡がありますが、子ども達はその存在すら初耳。ちょうど歴史の授業で学習している古墳時代や奈良時代の遺跡であること、土器と漁で使われたのおもりが発見されていることでも驚きの声があがりました。さらに市内には多くの縄文時代の貝塚が存在すること、その最大規模が史跡になった神明貝塚であること、また外郭放水路の工事の際には縄文時代と、はるか12万年前の地層にも海が押し寄せた証として多くの貝が発見され、市域は過去2度、海原に覆われたことを導入で伝えました。

授業導入

 

 

 

 

 

▲導入では「神明貝塚」紹介動画と、学校近くの遺跡について紹介。併せて授業の振り返り。「狩りを中心とする生活だったから食べ物に困っていた印象が強い」という声がありました。

 

 実物に触れた体験では、「なぜ?」「どうして?」「どのように?」と考え深めたところ、「結構食べ物の種類が多かった」「貝塚だけでなく植物や動物と、バランスが取れていたのでは」と、縄文時代の印象が変わったようです。

体験学習1

石器体験

▲体験は3コーナーを設け、「土器」「貝殻・獣骨」「石の道具」。触れるだけでなく、使い方を考え、どのような生活であったのか、 グループディスカッションの場にもなります。

引き続き、このような機会をとおして市内の縄文時代や史跡新明貝塚での暮らしが広まるよう、学校での出張授業や市民の皆さまへの講座などを進めていきます。