南桜井小学校の皆さんが団体見学に来ました
2月20日、南桜井小学校の特別支援学級の皆さんが、郷土資料館に見学に来てくれました。
竪穴住居や粕壁宿の模型をみたり、千歯こき体験をしたり、春日部駅の鉄道高架の展示をみたり。
来館しなければ味わえない体験・経験をたくさんしてもらえたようです。
特に大人気だったのが、昔のおもちゃコーナー。
自由時間をかなりとりましたが、皆さん、この場から離れません。とくに人気だったのが、ダイヤル式電話、ビー玉ころがし、パタパタ(板がえし)、紙鉄砲でした。
最後には「帰りたくない」と涙をこらえて訴えてくれる子もいました。
ここのところ、郷土資料館では、でばりぃ資料館(出張授業)ばかりで、久しぶりの団体見学でした。
でばりぃ資料館はお陰様で大好評で、「楽しかった」と満足気に語る児童たちはいても、「帰らないでほしい」とは言われたことはまだありません。でばりぃ資料館は「所詮、郷土資料館の切り売り」にすぎませんが、団体見学のは郷土資料館を体全体で感じることができます。ヴァーチャルや切り売りではなく、実物のいろいろなものに、自らの興味・関心で触れにいき、楽しめることが、来館することの醍醐味なんだ、と改めて気づかされました。「帰りたくない」という感想はあり得ても、「帰らないでほしい」はきっとない感想なのかもしれません。
「帰りたくなかった」あなたは、ぜひ、おうちの方とまた遊びにきてくださいね。