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【東部地区文化財担当者会リレー展示_都鳥が見た古代】行田市教育文化センター「みらい」でリレー展示が開催されています

行田市の教育文化センター「みらい」で東部地区文化財担当者会リレー展示「都鳥が見た古代」が開催されています。

教育文化センター「みらい」は、延べ床面積約5,951平方メートル、501席のホール、中央公民館、図書館、視聴覚ライブラリーが入る大きな施設です。

展示は、図書館入口手前にある談話コーナーで行われています。

資料展示として、林遺跡(行田市桜町三丁目、長野一丁目)の奈良時代の出土資料を展示しています。林遺跡はこれまでに38回の調査が行われ、奈良~平安時代の竪穴建物跡が20軒以上、確認されています。瓦堂(がどう・木造建築の堂を模して作った瓦製品)が出土している馬場裏遺跡が北西に隣接し、林遺跡とともに一帯は大きな集落であったようです。

行田市といえば埼玉古墳群が有名ですが、古墳時代に続く奈良時代、平安時代の遺跡も多く、条里制の名残が認められる南河原条里跡遺跡や池守遺跡、大きい集落である北大竹遺跡や築道下遺跡などがありあます。

掘立柱建物の遺構や当時の役人が使うような遺物の出土も多く、埼玉郡(さきたまぐん)の郡家(ぐうけ)は行田市周辺にあったのではないかと推測されています。

 

教育文化センター「みらい」は、埼玉古墳群やさきたま史跡の博物館がある「さきたま古墳公園」から約1kmの距離にあります。ぜひ、あわせてお出かけください。

 

展示の詳細は下記の通りです。

●行田市教育文化センター「みらい」「都鳥が見た古代」

開催期間 令和7年12月6日(土曜日)~12月21日(日曜日)

開催場所 行田市教育文化センター「みらい」 行田市佐間3-24-7

(秩父鉄道行田市駅下車、徒歩で新町一丁目バス停、吹上駅行き朝日バス、佐間団地下車、徒歩約10分、 駐車場あり)

開館時間 午前8時30分から午後9時30分まで

休館日  毎週月曜日

お問い合わせ (048)553-3581(行田市文化財保護課)

 

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*リレー展示「都鳥が見た古代」は、下記日程で開催予定です。次回、宮代町がいよいよ最後の会場です。

令和8年1月6日から3月1日 宮代町郷土資料館 資料展示