社協ブログ2016

日誌(H28)

熊本県益城町災害ボラティアセンター運営支援活動報告

 平成28年4月に熊本・大分県にて大地震が発生し、同県は壊滅的な被害を受けました。
 芳賀町社会福祉協議会では、今日まで芳賀町内の一部の事業所に義援金募金箱を設置させていただき、支援をしています。
 それに加え、先日7月25日(月)~29日(金)の5日間、熊本県益城町の災害ボランティアセンター運営支援に職員を派遣しました。

 益城町は熊本県内でも特に被害が大きかった地域で、テレビでも連日放送されています。
 
 実際に現地に行ってみると、震災当初と比べると徐々に復興が進んでいるところもあるそうですが、まだまだ悲惨な状況であり、長期の支援の必要性を感じました。
 ※現地の写真については、プライバシーの観点より掲載は控えさせていただきます。
 
 災害ボランティアセンターとは、災害発生時、ボランティアを必要とする人に対し、ボランティア活動を円滑に進めるための組織で、一般的にその地域の市町村社会福祉協議会が主体となって運営します。活動内容はニーズ調査・受付、ボランティア受け入れ、現地への派遣等を行います。
災害ボランティアセンター受付入り口
受付場所
受付後、ボランティア活動するにあたり、オリエンテーションを行います。
ニーズに対し、必要となる人数のボランティアさんを集め、現地へ派遣します。

センターではスコップ、一輪車、土のう袋など多くの資材を準備し、ボランティアの皆様に貸し出します。



 震災当初から比べると、ボランティアニーズは少なくなってきていたそうですが、それでも一日100名以上の方がボランティアに来ていただきました。
 
 栃木県内でも、3.11以降にも竜巻や水害が発生し、甚大な被害を出しており、芳賀町社会福祉協議会としても、今後、災害対策に取り組んでいく必要が有ります。その際にはこの経験を活かしていけるように努めていきたいと思います。