校歌




作詞:江守 好(えもり よしみ)


【作者のことば】
 いよいよ縄文瓦葺の校舎が完成し、児童たちが連れ立って自然と触れながら登下校する姿が見られるようになりました。 
 この地は古くから「嶺南の里」と呼ばれ、はるか遠くの高原山系の山々から湧き出る清水を集めて、私たちに豊かな恵みをもたらしてくれています。その中に屋敷林や平地林の美しい緑、そして、先人の足跡がたどれる史跡なども数多く残され、大地には梨畑も広がっています。 
 こんな素晴らしい自然環境のふところで、児童自らが楽しく学び、豊かな感性と健やかな体をもった子どもに成長できるよう、関係者が協力し合い新たな芳賀北小学校の歴史を刻んでいければとの思いを歌詞に込めました。 
  
  
  

補作:杉田 浩二郎(すぎた こうじろう)


【作者のことば】
 校歌は学校の続くかぎり永久に歌い継がれ、児童たちに夢と希望を育みます。 
私は補作者として、次の3点に留意して完璧を期しました。 
  1)原作を尊重し、そのよさをさらに高めること。 
  2)風土と教育の理想を子どもらしい言葉で結び表現すること。 
  3)七五調の文節の音数が作曲にふさわしいように推敲すること。 
 新しい学校にふさわしく、明るく力強い素晴らしい校歌となりました。 
  
  
  
 

作曲:飯田 隆(いいだ たかし


【作者のことば】
 昨年(平成14年)の秋も深まった頃、芳賀の新校舎を訪れました。まだ建設中でしたが、その外観の斬新さ、開放感、明るさに目を奪われました。それにも増して素晴らしかったのは周りの風景でした。広大な景色と自然の豊かさに包まれ、さわやかな風の中、伸び伸びと育つ子どもたちの姿を思い浮かべました。そうだ、 
この情景を曲にしようと作曲にとりかかりました。幸い詩も生き生きと素晴らしいものでしたので、愉しい仕事になりました。 
 この校歌が式典の時だけでなく、学校の行き帰り、そして卒業してからも何かの折りに口ずさまれ、愛唱歌の一つにばればとそんな幸せな歌になってほしいと心から願っています。 
  
※ 創立記念式典配布パンフレットより転載