校長室から

2021年12月の記事一覧

校長室から 12.14 来週22日(水)は冬至です

 今日の朝はだいぶ冷え込みました。本校の百葉箱の寒暖計は7時40分時点で-1℃でした。寒い中でも、児童は元気に登校してきます。元気なあいさつをしてくれる児童が多く、とてもうれしく、たくさんの元気をもらっている毎日です。
 さて、来週の22日(水)には冬至を迎えます。ご存じの通り、冬至は1年で一番昼の時間が短い日のことです。ただ、ここ数日、日の入りの時間が少し遅くなったような気がしませんか。実は、ほんの数分ですが日の入りの時間が延びているのです。
 「冬至十日前」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。昔から「冬至十日前」くらいが一番日暮れが早いと言われています。実際に時間的には、冬至の半月ほど前が一番日暮れが早いそうです。これは、昼の時間が一番短い日=冬至の日と、日の入りの時刻が一番早い日と一致していないということなのです。そして、この「冬至十日前」の真の意味は、この頃から日暮れの時間が延びてくることがわかるということなのだそうです。時間にして数分のものなのですが、先人の言い伝えはすごいですね。
 冬至は一番昼の時間が短い日ですから、中国や日本では、太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力が甦ってくると言われていました。このことから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくると言われているのだそうです。つまり、みんなが上昇運に転じる日ということなのです。
 ということで、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると「運」が呼び込めるとか。なるほどそれで「かぼちゃ」ですか。えっ!「ん」がついてないって?そんなことはありません。「かぼちゃ」の別名は「南瓜(なんきん)」ですから。「ん」が2つもついて「運」が倍増ですね。

昨日13日(月)、夕方の西の空です。夕焼けがきれいでした。