校長室

ぶれることなく見守り活動をお願いします

 3月下旬に発生した松戸市の女子児童の痛ましい事件は、悲しさと悔しさと憤りの気持ちと共に、脳裏に焼き付いています。
 この原稿を書いている4月25日現在、逮捕された男は容疑者という扱いです。しかしながら、新聞記事やテレビのニュースを見ていると、個人的には限りなく犯人なのではないかと思っています。
 女子児童と面識があっただけでなく、学校の保護者会の会長だったということで驚きましたが、だからといって私たち大人が見守り活動を、やめようという話にはなりません。
 今回の事件の容疑者がただただ卑劣な人物であって、自主的に高野山の地域で見守り活動を行って下さっている、みなさまと同じくくりにしていいわけがないのです。どうぞ、ぶれることなく見守り活動を継続していただきたいと切に願っています。子どもたちを守るのは、学校・保護者・地域のみなさまが一体となった「チーム高野山」の力です。
 ちょうど今日4月25日の午前中、1年生を対象とした「誘拐防止教室」が我孫子市少年指導員のみなさんによって実施されました。
 担当の方からは、先月の学校便りでも載せた「い・か・の・お・す・し」のお話をしていただきました。

い か の お す し

いか・・・・・・知らない人にはついていかない
の・・・・・・・知らない人の車にのらない
お・・・・・・・危なくなったら大きな声で叫ぶ
す・・・・・・・人のいるところへすぐ逃げる
し・・・・・・・周りの大人にしらせる

 改めて、この「い・か・の・お・す・し」の意味の大切さを痛感しました。痛ましい事件が二度と起きませんように。

 今月もご支援・ご協力をどうぞ、よろしくお願いいたします。