日誌

冬の谷津田を歩きました。

3年生が谷津田見学に行きました。今まで春・夏・秋それぞれの様子を観察して、今日は4回目、冬の様子の観察です。北風の吹く中、やっと谷津田に到着して見学がスタートしました。


谷津田の中に入ると風は遮られ、日のあたる場所はポカポカです。落ち葉を踏みしめながら見学し、谷津田の先生にたくさん教えていただきました。春や夏の観察ではオタマジャクシやザリガニがたくさんいた池も、今はその姿は見えません。草花でいっぱいだった小径も枯葉で茶色くなっています。一見すると生き物の気配がほとんど感じられません。でも葉っぱの裏側でじっとしているウラギンシジミや少しふくらみはじめたコブシの花芽、小枝に産み付けられたオオカマキリの卵など、寒い冬を耐えて春を待つ生き物の様子を観察することできました。


3年生のみんなは春・夏・秋・冬それぞれの谷津田を観察してきました。それを通して自然の移り変わりを感じるとともに、身近にある自然環境を大切にしていこうという気持ちを育んできました。学習してきたことは、一人一人まとめて、谷津田でお世話になった方々に見ていただこうと思っています。