みんな悩みました。
6年1組で道徳の公開授業をしました。題材は「手品師」。小さな男の子との約束を守るか大舞台での自分の活躍を選ぶかという岐路にたたされた売れない手品師の悩みから、人としての生き方を考えていく内容です。子どもたちは自分を手品師の立場に置き、一緒に悩みを共有しました。自分だったらどちらを選ぶだろうと考えながら、お互いの意見を発表し合います。友達の意見を聞くうちに考えのかわる子もいました。教科書では、手品師は男の子との約束を守ることを選びますが、それが正解だと言い切ることはできませんでした。
これから子どもたちが成長していくうえで、このように悩む機会はたくさんあると思います。そんな時にどう考え、どう行動するか、「考え議論する道徳」の授業を通してたくさん学ばせていきたいと考えています。