車で送迎する際のお願い

 今朝は、登校時と重なる時間帯にかなり強い雨が降りました。学校周辺でも、道路が冠水して歩行できない場所が数多く見られました。そのため、急遽部活動を中止にして、出勤していた職員に、登校してくる児童たちの安全確保のため周辺の通学路に立ってもらいましたが、その際に、児童を送るために多くの車が学校の敷地内まで乗り入れていたことがとても気になりました。急激に大量の雨が降ったため路肩が冠水し、登校してくる多くの児童たちが道の中央を歩かざるを得ない状況下で、学校周辺や裏門付近に次々と車がやって来て、一時はとても危険な状態になりました。少しでも昇降口近くで降車させたい気持ちはわかりますが、歩いて登校してくる児童も大勢います。以前から何度もお願いしてきましたが、送迎の際は、登下校する児童たちの安全確保のためにも、多少離れていても安全に停車できる場所を選んで乗降車するようお願いします。また、学校敷地内は、車の往来を優先して作られているわけではありませんので、一般の道路よりも事故の危険が高まります。児童たちも、敷地内では車に対する警戒を解いています。そのため、保護者が運転する車が校内で児童をはねてしまう事故が毎年必ずどこかで発生しています。加えて、今日のように足元を気にしながら歩かなければならない状況では、車に向ける注意力がいつもよりも低下します。そのようなときに敷地内に多くの車が出入りするのは児童たちにとってたいへん危険です。我々職員や食材配達業者の車も日ごろから十分注意していきますので、保護者の皆様にもご理解とご協力をぜひお願いいたします。

 今朝の雨に関して話題をもう一つお伝えします。強い雨が登校時と重なったため、昇降口やそこから続く廊下や階段がかなり濡れてしまいました。すると、いつもの通り6年生の児童たちが雑巾を手にして次々と集まり、自主的に廊下を拭いてくれたようです。そして今日は、6年生のそのような様子をいつも見ていた5年生も、その輪に加わわってくれたようです。中には、両ひざが真っ黒になるまで一生懸命に床を拭いてくれた児童もいました。私が写真を撮りに行ったときにはすでに終わりかけていて、辺りはすっかりきれいになっていました。教室に戻ってしまった児童もいたようですので一部の児童たちの姿しか撮ることができませんでしたが、自らの判断でこのような行動ができる児童たちが数多くいることを改めて嬉しく思います。

 

 今日から12月です。新しい月を迎えましたので、今朝は体育館で全校朝礼を実施しました。全校で元気よく校歌を歌い、保健委員会の児童たちからは、冬の健康管理についての呼びかけがありました。マイクを使わずに、大きな声でハキハキと呼び掛ける姿がとても立派でした。

 私からは、食事中の姿勢や箸のマナーについて、スライドを見せながら話をしました。