読むときの姿勢や教科書の持ち方

 2時間目に校内を見回っていると、1年生の教室から元気な音読の声が聞こえてきました。そっと中に入ってみると、国語の授業中でした。しばらく見学させてもらっていると、文章の読み方だけではなく、読むときの姿勢や教科書の持ち方なども担任が細かく指導していました。音読の様子を見ていても、背筋をピンと伸ばして教科書を目線の前にしっかりと立てて読んでいる児童は、元気な声で上手に読むことができています。

 まだ1年生なのだからそこまで言わなくても…と思われる方もいるかもしれませんが、1年生だからこそとても大切な指導であると思います。以前もこのページで話題にしましたが、学習する時の「姿勢」は理解力や集中力と密接につながっていると思います。姿勢を正してしっかりと教科書を持つことで、良い声ではきはきと読むことができます。すると集中して音読するようになるので、文章の内容や学ぶべきことがよりいっそう頭に入ってきます。このような学習姿勢や習慣が早い時期に身についているかによって、その後の学習力の向上に大きな違いが生じてくると思います。2学期の全校朝礼の際に児童たちにも話をしたのですが、学習や食事をするときの姿勢や鉛筆・お箸等の持ち方を意識するようになると、だんだん心が整ってきます。心が整うと行動が変わり、行動が変わってくると結果が変わってきます。ドリルの丸の数やテストの点数だけではなく、このような基本的な生活習慣が身についてきたら、それを正しく評価してさらに伸ばしてあげることが、特に小学生にとっては大切なことだと日々感じています。

 3学期は、毎週火・木曜日の業間に全校で「縄跳び」をします。18日から開始しますので、本日はまだ練習日ではなかったのですが、今日の業間の時間や昼休みには、大勢の児童たちが校庭に出て自主的に縄跳びの練習を開始していました。中には難易度の高そうな「後ろ二重回し跳び」を軽々と跳んでいた女子児童もいて、小学生のレベルの高さに驚きました。

 3学期が始まって1週間が経ちました。廊下の掲示板を見ていると、冬休みの思い出や3学期の目標を書いた掲示物が増えてきましたので、今日は1・2・4年生のものから一部を紹介します。

(2年生)

(1年生)

(4年生)