「まだ」ではなく「もう」1年生なのだから

 校舎の東側、職員玄関前の森との境になっているフェンスの足元に小さな穴が開いているのを見つけました。よく見てみると、穴の向こう側がトンネルのようになっていて、何者かによって踏み固められたような小さな道が続いています。恐らくこれは「獣道」だと思います。数年前に周辺で狸が目撃されたという話を聞いたことがありますが、どうやらこの校舎前の小さな森には何らかの小動物が生息しているようです。今の時期、この辺りにはどんぐりなどの木の実がたくさん落ちていますので、もしかしたら夜中にこっそりとそれらを食べに来ているのかもしれません。しかし、この穴は狸が通るには少し小さすぎるような気もしますので、野良猫、または、イタチやハクビシン、最近国内でも生息地が広がっているアライグマなどの細長い動物かもしれません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

  2時間目の1年生の合奏・合唱練習の様子です。職員たちが、入場時の歩き方から楽器の持ち方や置き方まで、「発表」を「見てもらう」ことを意識させながらきめ細かく指導していました。じっと立って待つ、背筋を伸ばして姿勢を保つ、顔を上げて話を聴く、そのような基本的な姿勢がまだまだ苦手な児童が多いようです。それでも、我々が「まだ1年生なのだから」ではなく、「もう1年生なのだから」という見方で接しないと、彼らの成長を後押しすることはできません。今回の発表を通して、合唱や合奏以外の面でも成長の跡を残してやりたいという職員の思いを感じました。学校で児童たちが生活する姿を見ていると、基本的な習慣や姿勢を意識することが、学習の成果や友人関係の構築等に大きく影響することを強く感じます。言われなくても自分で意識できるように、「気づかせる声掛け」をご家庭でもぜひお願いします。

  昨日に続き、6年生の「運動会新聞」を紹介します。