給食も再開しました

 1時間目に、5・6年生の教室を見学してきました。6年生はどちらの学級も算数の授業中で、比例の計算について学習していました。5年生は、漢文の音読(国語)と角度の学習(算数)をしていました。どちらの学年も、1時間目から集中力全開で学習に取り組んでいます。5年生の漢文の授業は、自分が高校生の頃に受けた古典の授業を思い出させるような内容で、小学生が漢文をすらすらと読んでいる姿に少し感動しました。

 6年生

 5年生

 本日、全校の児童にタブレット端末を一度持ち帰らせます。今後必要となる場合に備えて、家庭での取り扱いや基本的な操作について確認することが目的です。詳細は、本日配付した文書をご参照ください。

 本校では、家庭にいる児童とのコミュニケーションにマイクロソフト社の「Teams」というソフトを使います。職員は、1学期の頃からこの夏休み中にかけて、このソフトの使い方について何度か研修の機会を持ってきました。そして昨日も、児童たちが下校した後で、さらに具体的な使い方を勉強するために急遽全職員が集まって学習会を開いていました。ときどき児童たちに「先生たちだって、みんなにわかりやすく教えるために一生懸命勉強しているんだよ」と話すことがありますが、児童たちにその姿を見せる機会がなかなかありませんので、今日は写真を載せて紹介したいと思います。

 本日から給食の提供を再開しました。2学期最初の献立は「マーボー丼」です。副菜に春雨サラダ、デザートにぶどうゼリーが付きました。全教室を回って食事の様子を見てきましたが、どの教室でもスプーンが食器に触れるカチャカチャという音以外は一切何も聞こえず、感染防止のための「黙食」がしっかりとできています。しかしこれは、最近感染が拡大してきたからではなく、児童たちがすでに1年以上にわたって毎日実践してきたことです。最近の報道記事の中で、学校の給食は集団会食と同じだから危険だ、との文言を目にしたことがあるのですが、これは、日ごろから感染防止に努め、楽しく話したいのを必死に我慢して毎日黙々と食事を進めている児童生徒たちに対してとても失礼な表現だと思っています。児童たちが、互いに机を寄せ合って楽しく会話をしながら食事できる(会食できる)日を1日でも早く取り戻せるように、これからも感染防止に努めていきます。