今朝見かけた光景から

 今日は一段と寒さが厳しく感じられます。今朝の登校時間に、昇降口で児童たちを迎えているときに目にした光景を2つ紹介します。

 今朝、6年生の児童たちが、自主的に昇降口東側の落ち葉を掃除してくれました。彼らは、5年生のころからこの場所をよく掃いてくれています。今週から急遽部活動を休止しましたので、4~6年生は登校した後も少しゆっくりできるはずなのですが、そのような朝の貴重な時間を使って、しかも温かい教室から寒い外に出てきて落ち葉を掃いてくれるのは本当に有り難いです。その6年生たちもあと2ヶ月足らずで卒業してしまうことを思うと、少し寂しい気持ちになります。

 しかし、その寂しさを埋めてくれる新たな「希望の星」も順調に育っています。1年生は、2~6年生の児童たちのように、一人ひとりが下足をそろえて靴箱に入れる習慣がまだ十分身についていないので、「せいとん係」の児童が毎朝昇降口の靴箱を整頓しています。1・2学期も、この係になった児童が毎朝一生懸命にその役割を果たしていました。そしてこの3学期も、新しく係になった2人の男子児童が、毎朝登校後に教室から駆け下りてきて、熱心にクラスメイトたちの靴を揃えています。日によっては2回降りて来ることもあります。今朝も張り切って「1・2・3・4…」と元気よく数えながら、一足ずつ靴のかかとを棚の端に揃えていました。すると、瞬く間に下の写真のような上級生と同じくらいきれいに整ったくつ箱になりました。自分たちの仕事の成果を嬉しそうに見つめるその表情が、今日は一段と頼もしく見えました。

 4時間目、6年生の教室で英語の研究授業を行いました。学習のめあては、小学校生活の思い出を英語で伝えることです。運動会や修学旅行、メロディフェスティバルなど、卒業が近づいてきた6年生たちは、英文を作りながらこの6年間を懐かしそうに振り返っていました。

 今日の給食献立はオムライスです。児童たちが喜びそうなメニューでしたので、先日の1年生に続いて今日は2年生の教室を取材してきました。小学校の給食にすっかり慣れてきた2年生の配膳は、「早さ」ではなく「行儀&マナー」重視です。配膳の順番は、どちらの学級とも、静かに着席して待っている児童から受け取ることができるルールになっていました。本校の2年生は、みんな穏やかでとても落ち着いた雰囲気を持っています。言葉遣いも丁寧で、日頃から挨拶がしっかりとできる学年です。今日の配膳の様子を見ていてもまったく心配な様子がありませんでした。