4年生の「保健」の授業

 2学期が始まって1月が経ちました。始まる前は、全国的な感染拡大のため学校での集団感染が危惧されていましたが、児童たちが毎日しっかりと感染対策を心掛けてきたこともあり、心配されたような状況が発生することなく今日まで穏やかに学校生活を送ることができました。宣言下でなければ、この9月に5年生の林間学校や6年生の修学旅行を実施していたのですが、それができなかったことが唯一の心残りです。

 さて、今朝も朝から良い天気です。校庭では、朝早くからシルバー人材センターの方が来校して、フェンス沿いの桜の伸びた枝を剪定してくれています。

 その周りでは、5・6年生の児童たち、そしてボランティアで来てくださった保護者の方が、今朝も落ち葉を掃いてくれていました。上の写真からもお分かりのように、まだ枝に残っている葉がだいぶ少なくなってきました。

 2時間目の3年生の教室です。算数の授業中で、3桁✕1桁のひっ算の練習をしています。昨年の今頃は、まるで呪文を唱えるように毎日かけ算の九九を一生懸命練習していた3年生ですが、1年経って計算問題の桁数がだんだん増えてきました。まだコツをつかみきれていない児童もいたようですが、集中力を切らすことなくみんな一生懸命にドリル問題に取り組んでいました。

 同じ3階のなかよし学級では、4年生の児童が、こちらも少し難しい「あまりの出る割り算」の計算練習に取り組んでいました。ノートの中には、一生懸命に努力した証が残されていました。

 3時間目の4年生の教室です。これまでにあまり見学する機会がなかった「保健」の授業中でした。教室に入ると、児童たちが手に白い紙テープを持ちながら、笑顔で楽しそうに盛りあがっています。

 この白い紙テープの正体は、各児童が「1年生から4年生の間に伸びた身長の長さ」でした。担任が、一人ひとりの健康記録を調べて事前に作っていたようです。自分が小学校に入学してからどれぐらい大きくなったのか、それが一目でわかるので、互いにテープの長さを比べてみたり、伸びた分だけしゃがんでみたり、伸びた分をジャンプして実感してみたり、さまざまなやり方で4年間の成長をふりかえっていました。

 明日から10月です。10月には運動会も予定しています。今日の昼休み、第1回目の応援団の集まりがありました。今年も感染防止対策として、応援席の児童が声を出して応援することは自粛します。応援団担当職員からの「声を出して仲間を応援できるのは君たちだけなんだよ」という言葉を、どの団員たちも真剣な表情で聞いていました。各競技や種目の練習に先駆けて、本番に向けた応援団たちの熱い闘いが始まります。

 今夜から明日にかけて、現在北上中の台風16号が関東地方に接近し、風や雨が強まる予報が出ています。登校時と荒天時が重なるような場合は、年度初めに配付した我孫子市の「荒天時の対応」(当HPにも掲載してありますのでトップページのメニューからアクセスしてください)に基づいて対応してください。また、本日、この件に関する文書を児童を通じて配布しましたので併せてご確認ください。