パイプ椅子と長机を寄贈していただきました

 2学期が始まって1週間ほど経ちました。始業式の日に文書でお知らせした感染防止対策を児童たちにも意識させながら日々教育活動を進めています。登校後の健康状態確認と検温結果の点検も毎日漏れのないように実施しています。殆どの児童は、毎朝の検温が習慣として定着しているようですが、検温をせずに登校してしまう児童も残念ながら毎朝数名おります。昇降口で発熱がないことを確認してから教室に入れるようにしていますが、すべてのご家庭に等しくご協力いただかなければ防止が難しい状況でありますので、登校前の検温と体調観察を毎朝確実に実施していただきますようお願いします。

 

 教室内の換気も、これまで以上に徹底するために、全ての教室で授業中も含めて終日後ろの扉を開け放した状態にして室内の空気が澱まないようにしています。そのため、教室にいてもかなり涼しいと感じるときもありますので、気温が低い日は1枚上に羽織るものを持たせてもよいと思います。

 マスクの着用についても概ねしっかりと守られています。幸いなことに、例年のような厳しい残暑がなく比較的涼しい日が続いていますので、熱中症対策でマスクを外す機会もかなり減っています。それでも、息苦しい時などは自分の判断で外してよいと指導しているのですが、昨日の掃除の時間にも「マスクを外してもいいですか?」とわざわざ聞いてくる児童もいて、マスクの着用に関する意識はかなり高いです。ただし、こちらについても、マスクを忘れてしまったり、サイズが合わないものを着用してしっかりと覆うことができなかったりする児童もいます。忘れた児童にはいつでも不織布のマスクを渡せる態勢を整えておりますが、限りあるものでありますので、この点についてもご家庭での準備と指導を改めてお願いいたします。

 

 さて、この度、湖北台地区社会福祉協議会様が9月22日に本校体育館で開催する予定だった「敬老お楽しみ会」に合わせて、本校に多数のパイプ椅子と長机を寄贈してくださることになりました。「お楽しみ会」自体は残念ながら非常事態宣言下で中止となってしまったのですが、椅子と机はそのまま寄贈してくださることになり、本日それらが学校に届きました。協議会役員の皆様がボランティアで開梱作業をしてくださった後で、5年生の児童たちが、ピカピカの椅子と机を体育館ステージ下に格納するのを手伝ってくれました。協議会の皆様がバザー等の売り上げを貯めたお金を基に買ってくださった机と椅子ですので、地域の方々の善意に感謝する気持ちを忘れずに大切に使わせて頂きます。

 また、これに加えて、「お楽しみ会」の中で予定していた「落語を聴く会」を、キャンセルせずに本校児童たちの学習の場として提供してくださることになりました。せっかく頂いた機会ですので、国語の授業で落語を学習した4~6年生の児童たちに聞かせてあげたいと思っています。湖北台地区社会福祉協議会の皆様、この度は誠にありがとうございました。

 今日は朝から冷たい雨が降っています。校庭で遊ぶことができないので、業間の時間に図書室を覗いてみたところ、数人の児童たちが静かに読書をしていました。図書室は、手続きをコンピューター管理に移行する作業のため現在貸し出しを停止していますが、室内であれば自由に本を読むことができます。

 今日の「夏休み自由研究オンライン作品展」です。今日は5年生の作品を紹介します。