日誌

模擬裁判

 3年生の社会の授業で、模擬裁判をしました。事件は「三びきのこぶた」になぞらえて作られています。兄2人をオオカミに食べられてしまったカーリー(こぶた)が、煙突から家に入ってきたオオカミを殺してしまうという内容です。検察はカーリーの行為に対して殺人罪(有罪)を主張し、弁護士は正当防衛(無罪)を主張します。それぞれの立場の主張を聞いて、最後には裁判官と裁判員が協議をして判決をくだします。役のない生徒は、模擬裁判を傍聴しながら自分なりに判決をくだします。判決をくだすにあたり、被告人の証言は信用できるかとか、証人の証言は信用できるかということも考えたうえで、有罪か無罪かを決めます。カーリーが有罪か無罪かの答えは決まっていないので、授業の最後には、今まで学習した裁判についてのポイントを先生が確認していました。