日誌

今井友明選手、母校白山中に来校!

 11月30日(火)に、本校卒業生で東京パラリンピック車いすラグビー選手の今井友明さんが来校されました。「我孫子市民文化スポーツ栄誉章贈呈式」を行い、星野市長、青木副丸教育長を始め、多くの市役所・市教委の方々がいらっしゃいました。市長さんから記念の盾の贈呈と教育長及び四小と白山中の代表児童・生徒から花束の贈呈があり、今井さんは喜んでいらっしゃいました。

 第2部「今井先輩を囲む会」は、生徒会主催で行いました。今井さんからは、後輩達へメッセージを伝えていただきました。「車いすラグビー」は両手両足に障がいのある方のみが参加する競技。ハンディキャップがあることを感じさせない激しい動きがあり、いかにミスを少なくするか、相手のミスを誘うかを考えて、4人のチームメートと協力して戦っているということでした。

 お話しの中で、選手だけでなく、控えの選手やスタッフとの連携が欠かせないということもおっしゃっていました。特に印象的だった言葉は、

 〇障がいのある人も苦手がある人も、自分のことを知ることがまず大事。

 〇より大切にしたいのは、相手を知ること。相手を知ることが、試合でも普段の生活でも大事である。何を工夫すればよいかが見えてきて、道が開ける。

ということです。厳しい戦いを経てこその言葉で、人との付き合い、勉強、スポーツ、何にも当てはまることなので、きっと生徒たちはこれからの生活の中で活かしていくことでしょう。

  

 車いすラグビー体験を代表生徒が行い、今井選手からタックルを受けてみました。衝撃は大きく体が跳ね上がったのですが、生徒は「楽しかった。」「怖かった。」と興奮した様子でした。最後に生徒からのリクエストで、2学年主任の太田先生がタックルを2回受け、会場とリモートで見ていた生徒、今井選手も大盛り上がりしました!

 今井選手は、「とても素直な後輩たちで、楽しいひとときでした。」とおっしゃっていました。気さくな人柄で車いすラグビーに親しむ、そして何かに打ち込むことの大切さを教えてくれました。

 パリ・パラリンピックでのご活躍を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。