日誌

2年生で震災学習「さすけなぶる」を行いました!

 7月12日(火)に2年林間学校の震災学習の続編として、避難所運営シュミレーション教材「さすけなぶる」を使った学習を、7名の講師の方に来ていただき行いました。白山中学校でも初めての試みですが、「さすけなぶる」は福島での東日本大震災発生時の避難所運営の知恵と教訓を繋いで行こうという趣旨で福島大学地域未来デザインセンターで立ち上げられたプロジェクトです。

 「さ」さりげなく 「す」すばやく 「け」けむたがらずに 「な」ないものねだりはやめて 「ふる」ふるさとのような  という5つのキーをもとに様々な問題を解決することの大切さを教えていただきました。

 講師の方々からはいくつかの問題が与えられ、生徒達はクループで話し合って答えを見つけていきました。避難所で起こる問題はまさしく普段も起こりそうなことが多く、内容は面白いものでした。

 参加した生徒は「震災学習を福島でして以来だったが、こういうことを知っているといざとなったら役に立つと思った。」「大事な考え方を学んだ。」という感想が返ってきました。我孫子SL災害ボランティアネットワークの北見さん、田中さんも参観に来られ、「とても考えさせられるいい内容だった。生徒が柔軟に意見を言っていて驚いた。」という感想をおっしゃっていました。

 講師の先生方、ありがとうございました。終わった後、「大きな声で言う人の言葉だけでなく、小さな声の人の声も『さりげなく』聞いていけるようにしよう」とみんなで話したクラスもあったようです。学級の取組にも活かすというのが素敵ですね。学びをぜひ、2年生から広めていってほしいと思います。