2021年1月の記事一覧
避難訓練週間
今週は避難訓練週間でした。「予告なし」で実施しました。
ねらいは、「緊急放送を聞き、自分の判断で災害の種類、災害発生の場所、避難場所、避難経路を把握し、行動することができる」です。一回目は「休み時間」二回目は「掃除の時間」の設定でした。担任の先生が側にいないために、初日は、「びっくりした」と驚いてウロウロする児童が見られましたが、二回目になると、自分で判断し、身を守る行動ができました。災害はいつ起こるかわかりません。繰り返し、訓練をすることの大切さを実感しました。
キャリア教育講話会
1月26日(火)キャリア教育講話会を実施しました。コロナ禍の中ですが、看護師、幼稚園教諭、美容師、警察官、弁護士、パティシエ、旅館業、介護、住宅リフォームなど9つの職業の皆様が先生として、本校に出向いてくださいました。
仕事を選んだわけや、やりがい、仕事をしていてたいへんなこと、仕事に就くために必要なことなどを体験を交えながら具体的に話してくださいました。子ども達は真剣な表情で、くいいるように聞きました。卒業を前に、貴重な体験ができたことをとてもうれしく思います。子ども達の未来に大きな光が差し込んだ一日になりました。
なわとびの練習に一生懸命取り組んでいます。
昼休みの光景です。あらきっ子の児童は、外にでて元気に遊んでいます。ここ最近特に、多いのが「なわとび」の練習をする児童です。体育委員会の児童が、朝礼台に「リズムなわとび」の曲をセッティングしてくれていて、曲に合わせて一生懸命チャレンジする姿が見られます。上級生が下級生に跳び方を教えてあげる姿も見られました。「先生!2重跳び10回できるようになったんだ!」や「3級できるようになったんだよ!」と嬉しそうに教えてくれる児童もいました。なわとびは、たくさん練習すればするほど、上達しますのであきらめずに練習に励んでいけるよう、支援していきたいと思います。
がんばった書き初め展(5年生)
最後は、5年生の書き初めの紹介です。5年生は「新しい芽」という文字です。「新」や「し」など、「はらい」が多い文字がならんでいます。漢字とひらがなの文字の大きさに気をつけながら、丁寧に書きました。
5年1組の作品
5年2組の作品
広島・長崎派遣中学生リレー講座(6年) ~未来を生きる子どもたちへ~
今日は、3校時に「広島・長崎派遣中学生リレー講座」を6年生を対象に実施しました。この授業は、我孫子市の中学生数名が代表で、広島の平和記念公園に行き、平和記念式典に参加し、現地で見たことや感じたこと、学んだことを市内の小学生に伝え、「平和」について考える授業です。講師は、高校生の生徒(新木小の卒業生もいます。)で、アシスタントとして、中学生も一緒に授業をしてくれました。また、教育長やコホミンの館長さんが、授業を参観しました。
「原爆を落とされた国は、唯一日本だけだったこと」「広島と長崎に落とされた原爆が違うこと」「原爆によって亡くなった方々が我孫子市の人口とほぼ同じだったこと」などを初めて知って、驚いている児童の姿が印象的でした。
そして、児童一人ひとりが「平和な世の中になるために、今、自分にできることは何か」を考え、1枚の葉にメッセージを書き「平和の木」を作りました。とても素晴らしいメッセージばかりでした。そのメッセージは、全校児童が目にする昇降口に掲示しました。
最後に、授業をしてくださった生徒から「私の考える平和」についての話がありました。「コロナによるマスクでの生活やSNSでの誹謗中傷、言葉の暴力など、今の時代ならではの問題がありますが、その中で「私の考える平和」とは『自分らしくいられること』だと思います。」と話してくれました。何かに感動できること、夢中になることなど、自分が自分らしくあるために生活できることが平和で、とても尊く、何よりも幸せなことなんだと、この授業を通して伝えてくれました。このリレー講座で学んだことや感じたこと、考えたことを多くの人に伝え、平和のバトンを多くの人々につないでいってほしいと思います。本当に、貴重な授業をありがとうございました。