情報モラル講習会へ、保護者の皆様のご参加をお待ちしています。
昨日から、本校は5年生が林間学校へ出かけています。天候は曇天ですが、雨は降らず、順調に行程が進んでいます。登山・キャンプファイアーを楽しく終えることができました。
さて、今週の25日(土)に授業参観を計画しております。その中で、過日各ご家庭にお知らせした通り、各学年1時間ずつ、保護者・児童が一緒に学ぶ「情報モラル講演会」を計画しました。
学校では、1人1台端末の活用が進んでいます。今の子供達は、ICT機器を活用した情報社会に生きることは必至です。ですから、「情報モラル教育」は、これからは交通安全指導と同様に必要になってくると考えています。
明治時代に、日本に初めて自動車が持ち込まれたときは、当然交通ルールなどありませんでした。日本で最初の交通事故は、皇居のお堀に落ちてしまう派手なものだったそうです。交通ルールが確立していない時代は、自動車の運転は今よりも大きな危険が伴ったと思います。それから、交通ルールが少しずつ構築され、免許制度ができたり、信号ができたり、今でもルールの改善を積み重ねています。
今のネット社会は、交通ルールが確立していない段階の交通社会に似ています。ルールが確立していないから様々な問題がより多く起こっています。それは、若年世代だけでなく、大人の世代も同様です。大人が今初めて経験していることを、子供も同時に経験しているのです。今後、ルールの確立が進むまで、どんな危険があるかは大人も子供も学ぶ必要があります。どんな危険があるか分かった上で利用しないと、より大きなトラブルが起きてしまう可能性が高くなります。
今回、実績のある講師の先生をお招きすることができました。保護者の方もお子さんと一緒にお話を聞いていただいて、情報モラルについて一緒に考えるきっかけにしていただけたら幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。