三小の日誌

平和のためにできること ~広島リレー講座~

 12月1日(金)に6年生の教室で「広島リレー講座」が開かれました。12月1日付けの「広報あびこ」のトップページでも紹介されていましたが、我孫子市では、平成17年度から被爆地への中学生派遣を行っています。そして、戦争の記憶を風化させることなく未来につなぐため、小学校6年生を対象に「リレー講座」や市民を対象にけやきプラザホールでの「平和の集い」(12月3日に実施)を行っています。

 6年生の各教室には、講師として、今まで広島・長崎派遣に参加した高校生や中学生が来てくれました。自分たちと年齢の近い講師のみなさんの丁寧で真摯な説明に、子どもたちも真剣に耳を傾けていました。そして、自分たちの今の平和な生活がいかに幸せなことであるかを改めて実感していました。

 

 講師のみなさんの話を聞いた後、私たちが今、平和のためにできることを考えました。戦争が自分の国の利益だけを考えたり、互いの国の考えを尊重することができなかったりすることが原因で起こることから、私たちも日常生活の中で互いの考えを尊重したり、差別をなくしたりしていくことが大事ではないかと気づく子がたくさんいました。