過去の学校の様子

2018年2月の記事一覧

三重県からの視察

松阪市からのお客様
  2月9日(金)に、松阪市教育委員会から、3名の先生方が視察にいらっしゃいました。授業参観をした後、校長室で研修部の先生方と話し合いを持ちました。
 松阪市の先生方からは、生徒たちが自主的に課題に取り組んでいることや分からない言葉があれば自分から調べていたりしたことなど、自然に生徒たちが学んでいる姿を見て、どのようにしたらそうなるのかという質問をいただきました。今まで、生徒会の学習委員を中心にして、生徒と一緒に「めざす授業像」を話し合い、授業づくりをしてきたこと、参加型の研究協議会を行うことで学習者からの視点で授業づくりの研究をしてきたことなどを研修部の担当の方から説明をしました。
 我孫子中学校では、4人グループを中心にして、お互いに考えを伝え合ったり、教え合ったりすることを、普段の授業から行っています。生徒たちもすぐに正解を先生に聞くのではなく、自分たちで考え解決することができるようになってきています。知識として得たことはすぐに忘れてしまいますが、経験として得たことは忘れにくいと言われています。視察の先生方に来ていただくことで、自分たちの変化も感じ取ることができました。また、気持ちの良い挨拶をしてくれたと言っていただいたことも嬉しいことでした。

道徳授業の実施

ABIKO ROUND TABLE 道徳研究会
 2月8日(木)は、2年3組で道徳の研究授業を行いました。「手のひらの小さな世界」という、県のDVD教材を見て、スマートフォンなどの情報機器の使い方や他の人への「思いやり」について考えました。日進月歩の情報機器の世界ですが、人への思いやりの気持ちやお互いの気遣いの大切さは変わりません。主人公の姿から、スマートフォンや携帯電話などの使い方を気をつけたいという感想や、わがままを人に押しつけることなく、人の気持ちを考えることが大切だと気づいたなどの感想が出ました。この授業は、2年生全クラスで行っています。どのクラスも、自分事として考える意見がでていました。
  授業後は、我孫子第一小学校から山口祐子校長先生を講師にお迎えし、ABIKO ROUND TABLE 道徳研究会を行い、協議をしました。授業後、山口校長先生から、「我孫子中学校の生徒はあいさつがとてもよいですね。」と言っていただきました。