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野田市教育委員会アドバイザーによる出前授業

 今日は野田市教育委員会アドバイザーの石垣弁護士に来校いただき、5年生を対象とする出前授業が行われました。

 内容は「いじめはなくせる+弁護士の仕事」ということで、弁護士という仕事を通して見た、「いじめ」についての考察と、「学校は自分のやりがいをみつけるところだ!」という意図から「学校では自分のやりたいことを探す時間を最優先していこう」というポジティブな自分の生かし方を示唆していただきました。

 弁護士は「心と体(+モノ)を守る」という仕事をしているということから、ここ数年は事件自体は減少傾向にあり、「努力によって良い方向に改善する力をヒトは持っている」というお話を伺いました。

 このように話し合いなどでよい方向に進む力を持っているのだから、「いじめ」という問題も必ずなくすことができるという意志を石垣先生から学びました。

 「いじめ」は「心や体、場合によってはモノも傷つける=犯罪」という意識を持ち、他人にそのような累を及ぼすことに時間を使うのではなく、自分の成長に使おうという提言です。それが「自分のやりがいを探そう」ということとなります。

 学校ではキャリア教育という自分の進路(生き方)について学ぶ時間がありますが、まさに今日の時間はこの時間であったと感じます。

 自分の夢、どんな自分になりたいか(職業も含めて)‥と考える時、「人を喜ばせる人」「人のためになる人」と思えることがとても重要だと思います。人は一人では生きられませんので、周りの人とどうかかわるかが重要になります。このようなことを考える「タネ」を石垣先生はまいてくださったと思います。この「タネ」を学校でも、ご家庭でも、地域でも育てていけるように見守りたいと思います。

 石垣先生、ありがとうございました。