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認知症サポーター講習

 昨日は6年生を対象に「認知症サポーター講習」が行われました。

 これは県の保健福祉部高齢者福祉課が企画しているもので、県内の全ての小中学校での開催を目指しているそうです。

 認知症について正しく理解し、認知症の方やそのご家族を見守る「応援社(サポーター)」となり、ひいては「思いやりの心を育てる」ことで、あらゆる世代で支え合う地域社会をつくることを目的としています。

 まずは認知症を正しく理解することが大切です。

 今までできていたことができなくなっていく・・このことが自信を失わせ、心を傷つけていきます。初めは通常通りの生活をしている中で、ある一部分だけ急にできなくなる‥曜日の感覚が失われたり、記憶の一部があいまいになったり、行動や感情のコントロールが効かなくなる‥そのようなことが認知症の始まりになることが多いようです。

 このことを理解し、「指摘する」「怒る」「咎める」などの対応はかえって逆効果になると知れば、認知症の方を支えることとなります。また、認知症の症状が悪化することを防ぐことにも繋がります。

 特別なことをしなくてもよいので、多くの人が認知症の方やそれを支える家族の方について理解し、応援することが重要です。

 今日はそのことを学ぶ良い機会となりました。

 認知症のサポーター(応援者)となったことの「証し(あかし)」としてオレンジリングが配られました。大切にしてくださいね。