家庭で療養されている高齢者の方に、定期的に当施設に通っていただき、リハビリ、食事、レクリエーションなどのサービスを行い在宅療養を支援します。
また、通所リハビリを受けている方で、集中的なリハビリを希望される方に対しては、短期入所療養介護(ショートステイ)を備えています。
2.設備等療養生活に適した、清潔で安らげる環境を備えています。 施設建物外観(玄関 駐車場) アルトピア前庭 玄関(受付) 居室(4人部屋) ホール(1)新直井病院との連携新直井病院は病床数199床、精神科、神経科、内科、歯科の診療科目を備えています。精神障害の方々の社会復帰を第一に考え、精神科作業療法、精神科デイケア、グループホームを備え、時代に求められる総合的な精神科医療の提供を目指しています。(2)天然温泉の利用 天恵さくらの湯重度の身体運動障害の方に対しても種々の介助機器を備えて安心した入浴ができます。また、入浴には天然温泉(源泉かけ流し)を利用しています。温泉の温度は46.1℃、湧出量は1分間125リットルです。泉質はナトリウム‐塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)です。浴用の適応症としては、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、切り傷、火傷、慢性皮膚病など多くの効能があります。(3)維持期リハビリテーションの充実当施設のリハビリテーションとしては、「一人でトイレに行けるようになりたい」、「もう少し上手に歩けるようになりたい」などの具体的な生活上の目標があります。5名の作業療法士(国家資格)の指導のもと、基本的な運動訓練、応用的な生活訓練、また芸術やレクリエーション活動を利用した訓練などを実施しています。楽しく身体を動かすことで、機能の維持や改善を図っていきます。(4)認知症介護への対応宇都宮アルトピアには認知症専門棟はありませんが、認知症のため日常生活に支障をきたし、支援が必要な方に対し、一人ひとりの個性や心身の状況、生活歴などを把握し、適切なケアプランを計画し、それに従って日常生活の援助を行っています。(5)口腔ケアの充実口腔ケアは、「噛むこと」、「飲み込み」の機能を維持すること、改善することに重要です。摂食機能だけでなく、生活の質(QOL)の向上につながります。当施設では、協力歯科医療機関として併設の新直井病院歯科と密接に連携し、歯科医師および歯科衛生士による助言・指導のもと口腔ケアの充実を図っています。(6)レクリエーション活動施設生活の中での気分転換や人的交流などの目的でレクリエーション活動を様々な形で提供しています。これはリハビリテーション効果を高めるためにも行っています。1.作業療法として(作業療法士が担当)レクリエーション活動の中には、治療的目的のある活動、意味のある活動を通して心身の機能改善を図ります。その人なりの興味ある活動を提供し、楽しさや喜びの中で機能回復に役立てます。作業活動を通して、認知機能の維持や改善、精神面の活性化等を図ります。リハビリテーション医療の重要な分野の一つです。
2.グループ体操(各フロアーで介護職員が担当)体操、筋力向上、バランス機能向上などの目的で体操を行います。生活リズムをつくり、声をかけ合い、楽しみながら行っており、認知症のある方には、個別リハビリより集団でのリハビリの方が適している場合もよくあります。スタッフから誘われても「したくない」と拒否される方でも、みんながやっていると次第に参加できたりします。
3.定期的なレクリエーション行事(レクリエーション委員会が担当)施設内および施設外での定期的なレクリエーション行事はレクリエーション委員会が企画し実行します。毎月の誕生会や近隣で行われる文化的行事、市内ミニ・バスツアーなどの体験を通して、社会的な適応を図り、復帰への励みとしています。
4.ボランティア活動の受け入れとして宇都宮アルトピアでは、地域で活動されているボランティアの方々に協力をいただいて様々なレクリエーション活動を定期的にまた随時行っています。音楽活動、園芸活動などがあります。 5.地域交流の場でのレクリエーション近隣の幼稚園、小学校、中学校、高等学校などの園児や生徒が定期的あるいは不定期に施設訪問され地域交流を図っています。誕生会やその他のイベントに主としてゲーム、昔遊び、ダンスなど老若男女、和気あいあいで楽しいひと時を過ごしています。