校長室から

校長室から

2/21 寒い一日となりました

 2月21日(月)冷たい風が吹く朝でした。正門のすぐ前に、小さな水たまりが1つ、すっかり凍りついていました。あいさつを終えて校舎に戻る途中、ふと見上げると根戸森のすぐ上に月が顔をのぞかせていました。


 校舎に戻ると、体育委員会の児童が業間休みや昼休みに遊ぶ子どもたちのために昇降口の中から一輪車を持ってきて外に並べてくれていました。3人の委員会児童が仕事をしていたのですが、カメラを向けると2人は照れくさそうに画像枠からそろそろと外れて行ってしまいました。

 室内から見ると日が差して温かそうな校庭ですが、実際に立ってみると冷たい風が吹いてやはり寒い一日です。それでもねどっ子たちは、体育の授業で縄跳びをしたり、業間休みや昼休みには校庭に出て元気に体を動かしていました。

 校内を歩くと階段で、廊下で、すれ違うねどっ子たちが「こんにちは!」と元気のいい挨拶をくれます。1年生の教室前廊下では「あ、コーチョーセンセー!」「コンニチハー!」あいさつを交わして歩くと「コーチョーセンセー、ゼッコーチョー!クフフッ!」「キャハハハッ!」とかわいらしい声が背中に響きます。思わず目尻がほころんだりにが笑いしたりと、誰かが見たらその時の私はきっと何とも言えない表情に見えると思います。不思議と背筋が伸びる瞬間でもあります。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/18 週の終わり、冷たい風が吹く朝でした

 2月18日(金)時折冷たい風が吹きつけ、根戸森の木々がゆっさゆっさと揺れながらざわざわと音をたてていました。寒い朝でしたが、花壇の菜の花は寒さに負けず小さな花びらを開いていました。


 それでも日差しがあったためか時間が経つにつれて気温も上がり、体育の授業や業間休み、昼休みには多くの児童が校庭に出て、元気に体を動かしていました。


 今日は4年生で道徳の校内授業研究会がありました。「大きな絵はがき」という話を題材に、よりよい友人関係について考えていました。
 「大きな絵はがき」の内容は、転校した友だちの広子さんが高原を訪れた際に大きな絵はがきを主人公の正子さんに送ってくれたことから始まります。絵はがきが大きかったために切手の代金が足りず、配達員から受け取った兄が不足分を支払いました。切手代が不足していたことを広子さんに伝えた方がいいのか、それとも黙っていた方がいいのか。
 「あなたが広子さんだったら、教えますか、教えませんか。」との担任の発問に、子どもたちは真剣なまなざしで考えた後「絵はがきの返事で悪い知らせをしたくないから、教えない。」「(広子さんが)知らずに他の人にも出してしまったら他の人にも迷惑がかかるから、教える。」などいろいろな意見を出していました。
 最後に、自分たちが良い友だちになるために何を大切にすればよいか、との担任の発問に「相手の立場に立って考える。」など温かい意見が出ていました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/17 1~3年生が学習発表会をしました

 2月17日(木)今朝は一段と冷え込み、風も吹いて寒さがしみました。


 今日は1~3年生がオンライン授業参観(学習発表会)をしました。毎年この時期の授業参観では、この1年間で子どもたちが学習したことをまとめて学習発表会として実施しています。
 今回はマイクロソフトのTeamsを利用して、学級単位での動画配信となりました。担任教師たちにとっても初めての経験で、多少の混乱があったようです。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
 子どもたちは、どの学級でも張り切って発表していました。

 また、その後同様にリモート会議機能を利用しての学級懇談会では、各教室で担任教師が会議に参加しました。誰もいない教室に担任1人がポツンと座って学級懇談会という光景は、なんだか不思議な感じがしました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/16 1~3年生が明日学習発表会をします

 2月15日(火)早朝に雷鳴が響いて驚きました。学校周辺ではひょうが降ったようです。出勤してみると玄関までの日が当たらない通路にはひょうが溶けずに残り、歩くたびに靴の下で「ジャッ、ジャッ。」と音を立てました。しかし日が当たる場所ではすでに氷の粒は溶けていて、校門周辺は濡れてはいたものの歩きにくさはなかったようです。冷凍庫の中のような冷たい空気で、校庭も一部が再び白く化粧をしたようになりました。

 1~3年生のオンライン授業参観(学習発表会)がいよいよ明日となりました。毎年この時期の授業参観では、この1年間で子どもたちが学習したことをまとめて発表しています。1~3年生は今日も発表の準備に取り組んでいました。一生懸命に発表している子どもたちの様子を何枚か写真に撮ったのですが、保護者の皆さまには明日までのお楽しみとして、ここに掲載するのは控えたいと思います。
 子どもたちはみな、すこし緊張した面持ちで練習に励んでいました。明日の本番でうまくいってもいかなくても、この1年間の子どもたちの頑張りや成長を見守ってあげていただき「よくがんばったね。」と声をかけてあげていただけましたら幸いです。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/15 3年生が総合学習の発表会をしました

 2月15日(火)冷たい空気の朝でしたが、青空がきれいでさわやかさが感じられました。校庭には一部ですがまだ雪が溶けずに残っていました。今朝の花壇の菜の花は、青空をまっすぐに見上げて心なしかシュッとしているように見えました。

 今日は1・2校時に3年生が、総合的な学習で学年発表会をしました。社会科の「私たちの住む市」で学習した内容とも絡めながら、総合的な学習の時間の学習プログラム「ぼく,わたしは我孫子市〇〇博士」の成果として、ふるさと我孫子市の人口や歴史、農業、観光資源などについて自分が関心をもったことを調べ、その内容を模造紙1枚にまとめての発表でした。子どもたちは少し緊張した面持ちで、同じ学年の友だちに一生懸命発表していました。

 今回の発表内容を、明後日のオンライン学習発表会で3年保護者の皆さまにも披露する予定です。

 

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/14 昨日の雪予報にハラハラしました

 2月14日(月)体の芯まで冷えいるような冷たい空気の朝でした。
 昨日の天気予報では今朝未明まで降雪との予測が報じられ、登校時の積雪や道路凍結が心配されましたが、なんとか大事には至らなかったようです。それでも学校敷地内も日陰部分には少し雪が残りました。

 業間休みになると、水を含んだ校庭に子どもたちが出てきました。たとえわずかでも残っている雪を、子どもたちが放っておくはずがありません。さらに昼休みになると、日差しも差し始めて空気の冷たさも少し和らぎました。
 友だちと手をつなぎながら雪が残るスロープを登ったり滑ったり、遠回りをすれば済むのにわざと雪が半分溶けてぬかるんだ所を歩いたり。皆が皆、そのたびに黄色い声を上げては笑っています。
 履いていた靴が濡れてしまったり泥だらけになってしまったりした子もいるかもしれませんが、今季最後となってしまうかもしれない雪を愛でる風情と思って、許してあげてください。

 

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/10 雪予報の一日です

 朝から日差しのない、冷たい雨の降る一日になっています。
 今朝の校門では、明日から三連休となるからでしょうか、思いのほか元気な挨拶が子どもたちから聞かれました。花壇に咲く菜の花は、冷たい雨にすっかり冷え切って力なさげに、それでもなんとか花びらを差し上げています。


 その後も、降り続く雨は時折雪になったかと思えば霧雨になったりと、すっきりしない天気が続いています。子どもたちの下校まで雪が積もらなかったのが幸いです。
 予報では、今後も少量の雪が明朝まで降り続くとのこと。このあとも、積雪等に十分ご注意いただき、明るく元気な休日を過ごしてください。

2/9 4年生で読み聞かせをしていただきました

 2月9日(水)今朝も冷え込みました。青空にうっすらとレースのような雲がかかっていましたが、それでも日差しが届き、日なたでは寒さも少しやわらぎました。
 今朝の正門では、気のせいか鳥のさえずりがいつもより多く聞かれたように感じました。日差しを浴びて暖を取っているのでしょうか。それともまだ目には見えない春の訪れを感じ取っているのでしょうか。

 今朝は、4年生で読み聞かせをしていただきました。終わった後に児童が感想を発表する場面もあったようです。

 業間休みや昼休みには、今日も校庭で元気に遊ぶ子どもたちの姿がありました。ベルマークで買っていただき昨日配られたドッジボールを、子どもたちは早速使って遊んでいました。
 なかには、以前から使っていたソフトバレーボールと、スポンジでできたフリスビーでドッジボールの代わりに使えるドッジビーと、さらに今回買っていただいたドッジボールと、3つが同時に飛び交うドッジボールをしている5年生もいました。


 各クラスに配られたドッジボールは、保護者の皆さまに収集のご協力いただき、PTAの方々やボランティア委員会児童たちが仕分けや集約をしていただいた結果、購入していただいたものです。本当にありがとうございました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/8 不審者対応避難訓練をしました

 2月8日(火)どんよりとした曇り空の、冷え込みの厳しい朝となりました。学校の風景も色褪せた感じで寒々としています。ねどっ子たちの朝のあいさつもちょっぴり元気がなかったようです。

 今日は4校時に不審者対応避難訓練を実施しました。不審者が新校舎に侵入し、3階で発見した教師が対応するという想定です。各学級の児童は、放送を合図に学級入口のドアを施錠し、机を集めてバリケードをつくりました。最後の写真が逆光のためわかりにくいのですが、児童たちは教室の出入口から離れて机の背後に身をかがめています。
 不審者役の教師が新校舎3階に侵入したところで、気づいた教師が声をかけます。その後教師たちが駆けつけ、不審者を取り押さえるまでを訓練しました。
 子どもたちへの配慮から、不審者役が子どもたちと接触する機会はあえて作りませんでした。
 不審者を抑え込む教師たちにとっても「もっとこうした方がいい。」「ああすればよかった。」などなど学ぶことの多い訓練となりました。

 午後になって、うれしい知らせが入りました。昨日このコーナーで、女子児童の手作りのクマさんが無くなってしまったことをお伝えしました。この児童が、昨日自宅近くでクマさんを見つけ無事手元に戻ったとわざわざ教えに来てくれました。よかったね。

2/7 今週も元気にスタート!

 2月7日(月)厳しい冷え込みの朝となりましたが、今朝もねどっ子たちの正門でのあいさつは元気でした。

 今朝は、登校してきた2年生女子児童が正門にいた私のところに来てこう言いました。綿で作った手作りのクマさんが無くなってしまったとのこと。ランドセルのわきに下げてあったそうですが、見ると細い小さな金属のチェーンだけが下がっています。そう話しながら、児童の目にみるみる涙が溢れてきました。
 おうちまでとはいかないけれど、通学路に落ちていないか途中まで探しに行くと約束しました。児童たちの登校がひとしきり済んだ後に探しに行ってみました。歩道橋を渡って坂道を登ったところまで行ってみたのですが、残念ながらクマさんは見つかりませんでした。
 途中では、寒い中児童たちの見守りをしてくださっている方に会うことができ、お礼の挨拶をすることができました。また地域の方々とも挨拶を交わすことができました。
 学校に戻ると先ほどの女子児童の教室に行って、残念ながら見つけることができなかったことを児童に告げました。すると児童は残念そうな表情で、
「ありがとうございました。」
 がっかりしたであろう児童の気持ちが伝わってきたり、その礼儀正しさに感心したり、見つけてあげられなかった自分自身が不甲斐なく思えたり。私にとっては、いろいろな心情が混ざり合ってなにやら切ない気持ちになりました。
 クマさん、見つかるといいのですが。