校長室より

校長室より

明けましておめでとうございます

冬休みが終わり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。2020年のスタートです。幸い、冬休み中は西っ子たちに関する事故等の報告はありませんでした。みんな元気に冬休みを過ごせたのではないかと思っています。私自身も、職場を離れゆっくり過ごすことができました。一人暮らしをしている息子も暮れには帰ってきて、久々に家族そろって休みを過ごすことができ、少しリフレッシュできたような気持ちです。元旦は朝から忙しかったので、初詣は1月2日に近所の神社に行ってきました。願い事は一つ、「西っ子とそれをサポートするチームウェストみんなが健康にすごせますように!」。西っ子の健やかな成長のために、チームウェスト一丸となって頑張っていきましょう。本年もよろしくお願いいたします。
子どもたちには、冬休みに入る前に夏休みと同じように、「何でもいいから誰かの役に立つことをしてきてください」という宿題をだしました。始業式で聞いてみたところ、特に1~3年生はほとんどの子の手が挙がりました。子どもたちのご家庭での様子はどうでしたか? 家庭や地域などで、何か人の役に立つようなことができたでしょうか。もし少しでもできていたら、思いっきり感謝の気持ちを伝えてあげてください。それによって自己有用感がたかまり、今後の生活へのエネルギーになっていきます。学校でも、できるだけそんな機会を増やしていきたいと考えています。
一年の始まりであるとともに、3学期は1年間のまとめの時期となります。特に6年生にとっては小学校生活最後の大切な48日間です。卒業という大きな行事につい目を奪われがちですが、一日一日を大切に積み重ねて充実した3学期を送れるよう支援していきたいと考えています。1~5年生にとっても進級に向けての準備期間になります。3月までの間に、この1年を振り返り自分が成長したことを自覚できるような取り組みを行っていきます。ご家庭でも、「こんなことができるようになったね!」とお子さんの成長を確認する機会を作ってみてください。また、お子さんの進学、進級にあたってご心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。

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心が伝わりました

校庭の桜の木々や湖北台団地のけやき並木もすっかり葉を落とし、学校からの景色も冬の装いに変わりつつあります。11月1日の最高気温は23.5℃でしたが28日には9.3℃となり、1カ月で14℃下がりました。子どもたちの体調管理が難しい時期です。学校でも、かぜに備えたうがい手洗いの励行や室温に合わせた衣服の調節などの指導に力を入れていきたいと考えています。
先日、歌声発表会を実施しました。各学年とも、2カ月にわたって練習してきた成果を十分に発揮できたのではないかと思います。声を合わせるためには心を合わせていくことが大切になります。発表した曲にはそれぞれの学年の思いがたっぷり詰まっていました。心をこめて表情たっぷりに歌う姿、リズムに合わせて楽しそうに振り付けをする姿、そして一生懸命楽器を演奏する姿。子どもたち一人一人を見ているだけで気持ちが伝わってきました。私は、スタートの4年生の曲からちょっと涙腺があやしくなり、最後の6年生までに、何度かハンカチのお世話になりました。登校途中に「上手に歌えるように、のど飴をなめてきたんだよ」と話してくれる子もいて、発表会に向けた子どもたちの思いの強さも感じました。たくさんの保護者の方々、地域の方々にご来校いただき本当にありがとうございました。
さて話は変わりますが、来年度の学級編成について説明させていただきます。本校はこれまで、2年生から3年生に進級する時と4年生から5年生に進級する時の2回、学級の編成替えを行ってきました。来年度からはそれに加えて、1年生から2年生に進級する時にも編成替えを行うことを計画いたしました。6年間で3回の編成替えを行うことになります。
その理由としては2点です。まず1点目。1年生の学級編成は入学前に行います。幼稚園等からの引継ぎはしっかりと行っておりますが、子どもたちと実際に出会う前の編成です。私が以前勤務していた学校でも、1年生から2年生までは持ち上がりとするところが多く、子どもの様子が分からないまま編成した学級で2年間を過ごすことに疑問を感じておりました。そこで、1年間の様子をしっかりと見たうえで学級編成を行うことが大切と、以前から考えていました。
2点目は、子どもたちの交流の機会をふやすことです。1~2年生の発達段階は学級集団を意識するより、たくさんの友達との接していくことが必要な時期と考えます。そこで、低学年のうちにできるだけ友達と接する機会を増やすために1年ごとに学級編成を行うことが効果的と考えました。
以上のようなことを考え、来年度1年生から2年生に進級する時にも、学級の編成替えを行っていく予定です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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主体性を育てるために・・・

先日は大雨警報発令のため一斉下校を実施させていただきました。急なメールで驚かれた保護者の方も少なくなかったのではないでしょうか。台風15号、19号、それから21号の影響を受けた大雨等、このところ千葉県も大きな被害にあっています。親戚やお知り合いの方の中にも被害にあわれた方もおられるのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。台風以外にも様々な自然災害が起こりうることも考えられます、この機会に、学校としても防災教育の充実を図るとともに、施設の点検を引き続き行っていきます。
先日の大雨の日は、3年生の校外学習でした。当初、目的地を筑波山としておりましたが、雨天のため茨城県自然博物館に変更して実施しました。山登りがしたかったなあと、ちょっと残念がっていた子どももいましたが、気持ちを切り替えて全員そろってバスで出発です。バスレク係ががんばったおかげで、バスの中はみんな楽しく過ごすことができました。博物館に到着して今度は4~5人のグループに分かれての見学です。館内はとても広く、テーマごとに充実した展示があります。さらに、当日は宮沢賢治についての特別展もあり、時間内では回りきれないくらい充実していました。用意していたワークシートの問題に取り組みながらの見学でしたが、難問も多く子どもたちは時間の限り一生懸命見学していました。ここではそれぞれの班長ががんばってグループをまとめました。展示に集中してしまい、みんなから遅れてしまう子も中にはいましたが、班長がしっかりと時間を管理して、グループとして行動することができました。そして校外学習全体を通して実行委員がみんなの中心となって活動できました。このように、一人一人が役割を持ち集団の一員としての活動する経験を繰り返すことで、だんだんと子どもたちの主体性が育っていきます。校外学習の様子を見て、3年生の子どもたちも中学年として着実に成長してきているなあと感心しました。
さて、今月は16日に校内歌声発表会という大きな行事を控えています。各学年、練習に熱が入り、職員室からも子どもたちが練習する声が聞こえてきます。ぜひ、ご来校いただき子どもたちの元気な歌声と一生懸命頑張る姿を応援していただければと思います。

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様々な学校行事を通して・・・

先日行われた西小バザールは、大盛況で幕を閉じました。ここまで準備していただいたPTA役員さんを始めとした保護者の皆様や地域の方々、本当にありがとうございました。仮装やバイオリン演奏、なんちゃって理科実験などで学校職員もご協力させていただきチーム・ウエスト一丸となって子どもたちを喜ばせることができました。
2学期が始まり、6年生の修学旅行やそれぞれの学年の校外学習にできるかぎり参加させていただいています。それらを通して、子どもたちとの接点も少しずつ増え、校内で見る様子とは違った面にも接することができ、新しい発見の連続です。
6年生の修学旅行は、天候にも恵まれ素晴らしい2日間になりました。全行程を通して、男体山があれだけ見事に見られたのは、私としてはたぶん初めてだったと思います。戦場ヶ原ではインタープリターというガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと日光の自然を堪能することができました。ハイキングが終わった後に、インタープリターさんから西小の6年生がとても意欲的で素晴らしいです、という声をいただきました。東照宮の見学では、多くの学校が一緒でしたが、タイミングがよかったため集合写真の待ち時間がなく、見学時間をたっぷりととることができました。グループごとに行動して様々な彫刻を見たり、お御籤を引いたりなど、ここでしかできない体験がたくさんできました。2日間を通して、6年生のみんなが最高学年らしい立派な態度で取り組んでいる姿がたくさん見られました。実行委員を中心として様々な係の子どもたちが主体的に活動し、自分の役割をしっかりと果たすことができました。日光彫の活動では、作業が終わった後に係の子どもたちが残って掃除をしている姿を見て、指導をしていた先生方がわざわざ御礼に来てくださいました。
さて、10月に入り1年の折り返し点を過ぎました。今月は市内音楽発表会や市内陸上競技大会など校外行事も控えています。また、11月の歌声発表会に向けた練習も始まり、子どもたちの様々な活躍が見られる時期になりました。このような行事を通して、これからも子どもたちの可能性をどんどん伸ばしていきたいと思っていますので、ご支援をよろしくお願いいたします。

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新学期のスタート

長い夏休みを終えて、子どもたちの元気な声が校舎に戻ってきました。始業式で子どもたちの前に立つと、2学期が始まったという実感がひしひしと湧いてきます。1学期の終業式で、子どもたちに「夏休みに、なんでもいいから何か人の役に立つようなことに取り組んでみてください」という宿題を出しました。始業式で聞いてみたところ、多くの子どもたちの手が上がりました。「料理を作りました。私用の包丁があります。」「お風呂を洗いました。」「皿洗いをしました。」などいろいろと取り組んでみたことがわかりました。私自身も「手賀沼トライアスロン」のお手伝いをする予定であることを話しましたが、8月18日に実際にお手伝いに行きました。お手伝いの内容は、カヌーに乗って泳いでいる選手たちの周りに待機し、調子の悪くなった選手がいないか見守ったり、コースを外れてしまう選手(コースロープがないので、まっすぐ進むのは結構難しいようです)がいたら、声をかけたりするなどの様々なサポートです。2年前には、目の前で調子の悪くなった選手を救助しましたが、今年は皆さん元気にがんばっていました。パラリンピックの代表を目指している目の不自由な選手も3名参加し、力強い泳ぎを見せてくれました。台風が抜けた暑い一日、1.5kmのスイムを終えてから40kmのバイク、10kmのランという過酷なレースに挑戦している選手たちには頭が下がる思いでした。

ホームページでも少しずつ紹介してきましたが、この夏休み中も部活動や学習会など様々な場面でがんばっている子どもたちを見ることができました。特に5年生全員が参加した林間学校では、一人一人の活躍が素晴らしかったです。天候により若干の予定変更は行いましたが、キャンプファイヤーやイワナつかみ、カレー作りなど、すべての活動に51人全員で取り組むことができました。この3日間一緒に行動させていただき、実行委員をはじめとして様々な活動のリーダーとして一人一人が活躍し、どんどん成長していく姿を目の当たりにして、本当に感動しました。かえってきた時の5年生の顔からは、やり遂げたという充実感が感じられ、出発したときの顔とは別人のようでした。
さて、2学期が始まりました。充実した学習ができるとともに学校行事や地域行事等もたくさん控えています。それらを経験することを通して、子どもたち一人一人がまた成長していけるよう支援していきたいと考えています。
さっそく9月は、2・4・5年生の校外学習と6年生の修学旅行があります。元気に活動できるようご家庭での体調管理もよろしくお願いします。また、9月28日(土)には子どもたちが楽しみにしているPTAバザーがあります。保護者の皆様と先生たち、そして地域の方々、「チーム・ウェスト」みんなで子どもたちを思いっきり楽しませたいですね。

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林間学校が楽しみです。

昼休み、校長室でパソコンをたたいていると、そとから「ジ!ジ!ジンギスカ~ン!!」という歌声?が聞こえてきました。5年生がキャンプファイヤーで踊るダンスの練習をしているのでした。面白そうなので、私も合流。マイムマイムとジンギスカンを繰り返し踊って、すっかり振り付けを覚えました。はじめは5年生だけだったのが、そのうち6年生もくわわり、ダンス大会です。今日は梅雨の晴れ間で気温も上昇する中、思いっきり動いて汗だくになりました。

5年生は、午前中田んぼの草取りをして、かなり体力は使っているはず。それなのにあのパワーです。圧倒されます。昼休みが終わってからも「今度、全校朝礼でダンスやりましょう!」というすごい提案がありました。

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みんなの笑顔が見たいから

 梅雨に入り雨の日が多くなっています。梅雨というとシトシトと雨が降り続くイメージがあったのですが、最近はザッと降ってカラッと晴れるような天気が繰り返しているように感じます。九州南部では水害の被害も出ているようです。温暖化の影響でしょうか。
 7月ということで、1学期も残すところあと20日足らずとなりました。私にとってはあっという間の3か月だったなあという思いでいっぱいです。4月1日に5年ぶりの学校現場に着任して、毎日いろいろな出来事があり目まぐるしく過ぎていったという印象です。たぶん、子どもたち(特に1年生)にとっても新年度を迎えてからの日々は同じように目まぐるしく過ぎていったのではないでしょうか。先日、2年生のザリガニ釣りに同行しました。歩きながら子どもたちはよく話しかけてくれます。「校長先生は私たちが出るとき、いつもついてくるよね」、「どうしてついてくるの?」と聞かれ「だってザリガニ釣りしたいから~」などと答えていると、ある女の子に「校長先生はみんなの笑顔が見たいからついてくるんでしょう」と言われました。その通りでした。子どもたちの笑顔が私を元気にしてくれます。たくさんの笑顔に接することのできる幸せを日々かみしめながら、「これからも西っ子のために頑張ろう!」と、もう一度初心に戻ることのできた一言でした。
 1学期の間にも、谷津田見学や田植え、学区探検など学校周辺を歩く校外学習に何度か同行しました。子どもたちと歩いていると、地域の方々とも出会うことが多く、すれ違った方やバスを待っている方が「どこ行くの」、「楽しそうだね」、「いってらっしゃい」と気軽に声をかけてくれます。こんな様子を見ると、西っ子たちは地域に育てられているということを実感します。私が言いだす前からすでにチーム・ウェストが出来上がっています。今後も地域の方々から見守っていただける西小を続けていけるよう、職員一同努力していきます。
 あと、20日足らずで夏休みに入ります。部活などはありますが、基本的に子どもたちは家庭に戻る期間です。学校でも指導していきますが、この機会に家庭や地域の一員としての役割を担っていけるよう声掛けをお願いします。
 今年の夏休みは、第一に安全に健康に過ごすこと、第二に家庭や地域に役立つ何かができること、これを大きな目標として取り組ませていきたいと考えています。

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西っ子みんなでがんばりました

5月25日に実施した第51回運動会は、たくさんの保護者の方々応援いただき無事終了することができました。気温の上昇が予想されたため、プログラムの一部をカットしたり、休憩時間をいれたりなど、さまざまな予定変更がありましたが、その一つ一つにご対応いただきありがとうございました。さらに、前日準備や閉会式後の片付けでは、多くの保護者の方々や卒業した台中生にお手伝いいただきました。暑い中、手際よくテントを畳んだり、杭などを運んでいただいたりなど、本当に助かりました。心から感謝申し上げます。

競技においては、さまざまな場面で西っ子たちのがんばりが伝わってきました。大玉送りから始まり、順走やレク走、表現運動や団体競技、一つ一つ感想を挙げていくときりがないのですが、どの競技でも練習の時以上の真剣な表情が見られました。「素直に、一生懸命」の合言葉通りの姿でした。また、応援団をはじめとした係児童も大活躍でした。このような経験が子どもたちをさらに一回り成長させていくエネルギーになることでしょう。特に6年生にとっては最後の運動会、今までで一番心に残ってくれればいいなあと思っています。

さて、1学期も折り返し点を迎えました。一つ大きな行事を終えて、充実感を得ると同時に、目的を見失ってしまうことも考えられます。次の目標を明確に持たせて、頑張らせていきたいと思います。6月は水泳学習も始まります。不慮の事故に備え、職員研修の一環として消防署の方を講師としてAEDの使い方の指導を受けました。子どもたちの健康と安全には十分に配慮して学習を進めていきます。毎回プールカードを提出していただきますが、押印を忘れずにお願いします。

終わりになりましたが、今年度は本校ホームページの充実を図っています。特に「西小の様子」については、できるだけ毎日更新し西っ子の活動を生き生きと伝えていきたいと考えています。ぜひ、ご覧いただき、感想等をお寄せいただけるとありがたいです。

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日光に行ってきました。

6年生担任の庄司先生,上集先生と一緒に修学旅行の下見に行ってきました。華厳の滝や湯本温泉など当日見学する場所を回ってきましたが,天候にも恵まれ,初夏の日光を堪能しました。9月の本番もこんな天気だったら最高だね,と3人で話しながら見学してきました。

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順調に育っています。

校長室前の1年生のアサガオは、本葉が出そろって順調に育っています。水やりに来た子どもたちは「もうはっぱが13枚になったよ」と話していました。そろそろ支柱が必要になりそうです。

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