文字
背景
行間
R6 体力向上ブログ
NO.3 40-40達成記念!○○選手特集!!
8月23日に大谷翔平選手が40本塁打40盗塁(40-40)を達成しました。そこでNO.3では大谷翔平選手特集をしたいと思います。
まず40―40がどのような記録なのか説明すると、MLBにおいて、1シーズンに40本塁打以上と40盗塁以上を同時に達成した選手の集団を指すものだそうです。現代のアメリカ野球ではなかなか達成できない偉業であり、1つのシーズン中に40本のホームランを打つパワーと40個の盗塁をこなすスピードの両方を兼ね備えた選手はほとんどいないそうです。一般的に、40本のホームランを打てるパワーのある選手は40個の盗塁に必要なスピードを持っておらず、その逆もまた同様だそうです。しかし、2023年シーズンより導入されたベースサイズ拡大や牽制球制限の新ルールによってMLB全体の盗塁数が増加しました。これによって、今年は投手としてのリハビリを続けながら「二刀流」ではなく、打者1本に絞って出場することになったため、疲労度が大幅に減ったことが盗塁数増加の背景にあります。また、6月に、チームで1番を任されていたベッツ選手が左手にデッドボールを受けて骨折し、離脱した影響で、大谷選手の打順が2番から1番になったことも盗塁が増える要因になりました。
そこでNO.3では、大谷翔平選手のことについて紹介します。もう知っている方もいるかとは思いますが、大谷選手の名言や人間性などを話します。
【マンダラチャートって知っていますか??】
大谷選手が高校1年生のときに作成したのが上の写真です。高校1年生でこれだけ目標を明確にしていてすごいですよね。(私はこんなことしていませんでした・・・。むしろ根性論で部活をしていました。)このマンダラチャートの中で見ていただきたいのは、「メンタル」「人間性」「運」の3つです。
①「メンタル」
勝負所で決めきることや、焦らずに冷静な気持ちを保つことなど、スポーツで強い心をもつことはとても大事です。では学校生活ではどうなのか・・・。この中に、「仲間を思いやる心」「波をつくらない」「雰囲気に流されない」が書いてあるますが、これは大谷選手の現在の様子と照らし合わせてみると、ドジャースに移籍する際、背番号17の選手が存在し、わざわざその選手は背番号を替わってくれました。そのお礼にプレゼントを渡すという出来事がありました。さらには、会見や取材でも常に冷静でいられる雰囲気から尊敬したいという気持ちになれますね。仲間を思いやることや辛いことや嫌なことがあってもマイナス思考をしなければ、徐々にメンタルが鍛えられるということだと考えます。
②「人間性」
この中に書かれてあることで私が大事と思ったことは、「礼儀」「感謝」「信頼される人間」の3つです。人間性という言葉に私はつい反応してしまいます。なぜかというと、大学でバレーボールをしている際に、監督から、「人間性のよい大人になれ。」と言われました。体育会系の大学=上下関係や監督が厳しいと想像すると思いますが、私の出身大学はそこまで厳しくなく、むしろ、人間性を重視する大学でした。大谷選手が書いた、「礼儀」「感謝」「信頼される人間」は、学校生活でも努力すれば必ず結果が出る要素だと思います。お子さんと「信頼される行動ってどんな行動があるかな?」と問いかけて考えさせる機会があれば是非やってみると学校生活が充実すると思います。
③「運」
スポーツで「運」はとても大事ですよね。私もたくさん助けられました。でも私は大谷選手のようにこれをやると決めて行った結果、運に助けられたという経験はありません。むしろ、そのときなぜできたのか覚えてません。しかし、私が思うにこの「運」に書かれていることは、「人間性」につながる行動なのかなと思いました。
特に印象に残っているのは「ゴミ拾い」です。
「人が捨てた幸運を拾っている」
この話を聞いたとき、私の中で衝撃が走りました。「運」って拾う物なのか?成功する人は、このようにして「運」を集めているのかと知りました。白浜小のみなさんには是非真似してみるといいかなと思います。まずは真似をしてみて、実際に「運」を集め、「運」のいいことができるか試してみましょう!!
【大谷翔平10の教訓】
①目標を立てればいいのではなく、いかに目標に向かって真剣に取り組めるかも大切です。
②人生が夢をつくるんじゃない。夢が人生をつくるんだ。
③他人がポイッて捨てた運を拾っているんです。
④まわりからは失敗に見えることでも、僕からしたら前へ進むための段階という場合があります。
決して、後ろに下がっているわけではない。
⑤成功するとか失敗するとか僕には関係ない。それをやってみることの方が大事。
⑥イラッときたら、負けると思っているんで。
⑦悔しい経験がないと、嬉しい経験もない。
⑧自分がここまでしかできないのかなと、憶測だけで制限をかけてしまうのは無駄なことだ。
⑨「毎日バットを振る」というよりは、毎日何分間、毎日何本振っていくと具体的にしていくこと。
⑩「楽しいより正しいで行動しなさい」
何が正しいのか考えて行動できる人が大人だと思いますし、今の自分はまだまだですけど、制限をかけて行動
するのは大事なのかなと思います。
NO.2 体が疲れた、筋肉痛が・・・、回復するためには○○だ!
NO.1ではトレーニングについての話でした。しかし、トレーニングだけでは、体力は向上しません。疲労回復のための食事と睡眠、そして運動の3要素が必要不可欠となります。NO.2では、「疲労回復」と「お風呂・睡眠」について解説します。
【疲労回復にもってこいのドリンク それは・・・】
この時期は暑い日が続き、疲れがたまってくる時期です。そんな時にピッタリのドリンク。それは、なんと100%オレンジジュースです。疲労回復に必要な、クエン酸・ビタミンCが一気にとれます。また、運動をすると糖がエネルギーとして大量に使われるので、そうしたときにオレンジジュースを飲めば、しっかり糖分を補給できるのです。手軽に飲めるジュースですので、保護者の方も、ジョギングをした後に、オレンジジュースを飲んでみてください。朝までぐっすり眠れて、疲れが残りませんよ。おすすめです!
【お風呂でlet’s try!~明日元気になるかも~】
2学期が始まり、子どもたちに学校生活が戻ってきました。しかし、そんなほっとした時に感じてしまうのが、「疲れ」です。その疲れを、ある簡単な方法でとることができます。それが、「お風呂」です。では、どうしてお風呂に入ると、疲れがとれるのでしょうか。その理由は3つあります。
①水圧
水圧が体全体に圧力をかけるので、疲労物質(乳酸)の代謝をする静脈血の流れを促す。
②温熱
体が温まることで、血管が拡張し、疲労物質の代謝を促進させる。
③浮力
浮力は、全身を重力から解放させ、筋肉をゆるませる。
このように、お風呂に入るだけでも疲れを取ることができますが、今回は、体の洗い方や、お風呂の入り方を少し工夫するだけで、さらに効果的に疲れを取る方法を紹介します。
「今日の仕事は疲れたな。」「久しぶりに運動したら足がパンパン!」という日はありませんか?そんなときは、【石けんマッサージ】がおすすめです。
①泡立てた石鹸で疲れている部位(足など)を洗う。
石鹸の力ですべりやすくなり、軽い力で筋肉をマッサージできます。ふくらはぎをやると、最高に気持ちいいです。
②「もう一歩も動きたくない…。」「明日に疲れを絶対に残したくない!!」という日はこれ!
【温冷交互浴】少し手間がかかりますが、次の日が断然違います!
① お風呂で体を十分に温める。
② 疲れている部位(足など)を冷水シャワーで15秒かける
③ 温水シャワーを40秒かける
④ ②③を5回ほど繰り返す。※時間配分 温:冷=3:1
温める(血管の拡張)だけでなく冷やす(血管の縮小)ことでポンプの作用が働き、疲労物質の代謝をさらに促進させることができます。
※心臓に疾患がある方や、高血圧の方はご遠慮下さい。
③風呂上りのストレッチは疲労回復効果絶大です。
それは、温熱効果で筋肉や関節が伸びやすくなっているからです。ポイントは4つ。
① どこを伸ばしているのか意識する
「今はこの筋肉が伸びてる!気持ちいい…」と思えることが大事。
② 20~30秒かけてゆっくり伸ばし続ける
ゆっくり伸ばし続けることで、「筋(きん)紡錘(ぼうすい)」というセンサーが刺激され、筋肉がさらに伸びる。
(反動をつけずに行う。)
③ 呼吸の仕方にも気をつける
伸ばす時は吐く。静止しているときは自然に。息を止めると、筋肉が緊張して伸びなくなる。
④ 場所は適度な硬さの床で
畳やカーペットなどの上で行うと体が安定する。ベッドや布団の上は効果が十分に出ない。
【○時○分までにねよう!】
みなさんは何時に寝るかある程度決めていますか?時間については、学年に応じて変わりますが、全体として、9時半までには寝ることをおすすめします。夏休みから、2学期へとスムーズに切り替えていくためにも、まず、寝る時間を守ることで、規則正しい生活につなげてほしいと思います。ご協力よろしくお願いします。
睡眠時間と学力には、深い関係があるのがわかります。また、日本人は理想の睡眠時間より1時間ほど短いようです。自分のお子様の標準睡眠時間をチェックしていただき、生活リズムを整えていけるよう、ご家庭でも声かけをお願いします。
NO.1 手軽にできて、体力アップ!体幹トレーニング!
本校の教育活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。
さて、2学期から児童の健康、体力の向上の一助となればと考え、「体力向上ブログ」を配信していきます。内容としましては、体幹トレーニング・ストレッチ方法・親子で簡単エクササイズ・偉人から学ぶなど、健康・体力に関わる情報を発信しようと考えております。ぜひ、ご一読いただき、親子で楽しく取り組めるよう、ご活用ください。
【トレーニング1】
◎両手でゆかをおさえながら、おしりを上げる。
10本×3セット
【トレーニング2】
◎腰に手をあて、背筋を伸ばしたまま、前に足を出す。
左右10本×3セット
【トレーニング3】
◎腰に手をあて、つま先と同じ方向に膝を曲げる。
左右10本×3セット
【トレーニング4】
◎姿勢を一直線にして行う。
60秒×3セット
今回紹介した4つのトレーニングは、テレビを見ながらでも簡単にできる内容となっています。また、運動会の徒競走やマラソン大会、体力テストに必要な筋力を高める内容です。それぞれの行事で自分の目標を達成し、輝けるように取り組んでみてはいかがでしょうか。なお、本数については、自分の体力に合わせ、無理なく取り組めるようにしていただきたいと思います。