「朝読書」
毎朝、登校後の8時15分から25分までの10分間を、朝の読書の時間として年間通して行っています。登校後自分で本を広げて読書を始める生徒もいますが、朝読書の時間になると、校舎内がしんと静まり返ります。校舎巡りをすると、どのクラスも、静かに本と向き合っている子どもたちの姿があります。この落ち着いた静寂を共有することで、一日の学校生活のリズムづくり、学びへの意欲づくりに大きく貢献しているものと思います。
読書が終わると「朝の会」が始まり、日直当番が進行し、学級担任による「健康観察」が行われます。担任の呼名に生徒は「ハイ!元気です!!」と、健康状態を答えます。本校では、日々このような朝の風景で一日の日課が始まります。
このように朝読書は、あっという間の10分間ですが、実に貴重な時間になっています。僅か10分、されど10分。「継続は力なり」で、本に触れ良書に親しむ、読書好きな子どもたちを目指したいと思います。図書委員会では「読書一万ページ」を展開し、多読賞として年度末に表彰を行っています。
学級担任による「健康観察」の様子