「SNS学習会」(1年生)
6月29日(水)5校時に、1年生対象に「SNS学習会」があり、情報教育担当職員を講師に『携帯電話やスマホなど情報端末の利用について』の学習会を武道場で行いました。
中学校では、基本的に携帯電話は持つ必要はないと考えています。(学校に持ってくる必要がある場合は許可申請書をご提出ください。)携帯電話やスマホなどを「電話」として利用するだけであれば、危険性は低いのですが、インターネットによって、情報のやり取りを始めると危険性は、極端に上がります。個人情報の流出や、なりすましによる詐欺、ネットいじめなど中高生が巻き込まれているトラブルが後を絶ちません。
最近、ゲーム機でもインターネットに接続できることは、ご存じのことと思います。フリーアクセスポイントがあれば、難しい設定をすることなく、どこででもインターネットにアクセスできます。
したがって、ゲーム機を含めた情報端末を子どもに持たせる時は、しっかりと情報モラルや正しい判断力を身に付ける指導が必要です。
1年生のメディア依存の現状は、毎日5時間以上スマホを使用するという生徒も多数いました。そして、スマホをするために削るのは、勉強時間、睡眠時間と家族との団欒の時間ということです。健康面でもとても心配されるところです。
学校でも、相手とのコミュニケーションの在り方などについて事あるごとに、指導していますが、ご家庭でも以下の4点について特にご指導をお願いします。
1相手(情報の受け手)がいやな気持ちにならないように気をつけること
2インターネット上の情報や広告メールを簡単に信用しないこと
3ネットワークを通じて知り合った人やメール内容を簡単に信じないこと
4個人情報を公開しないこと
学習会後の生徒の振り返りでは、「スマホの使い方について、使う時間を決めたい。」など、前向きな発言も多く出ました。
夏休みを前に、是非、ご家庭でも携帯電話やスマホ・パソコンの使い方について、子育てとメディアを考える機会としていただければ幸いです。