8月11日(火)晴れ その1 カウンセラーの眼「世辞とは?」
<カウンセラーの眼「世辞とは?」> 日中、「今日も暑いな!」と感じますが、矢板市内の最高気温は「32度」でした。暑い、暑いと言いながらも季節は「秋」に近づいているのようです。
「世辞(せじ)」という言葉の意味は、ご存じでしょうか? 「お世辞」(きげんをとるために、相手を必要以上にほめること)とは、意味がちょっとちがうようです。
「世辞」とは、きちんとした挨拶のあとに、続ける辞令、言葉という意味になります。例えば、「こんにちは」のあとに、「今日はいい天気ですね」「お変わりありませんですか」「毎日、暑いですね」などど、付け加える言葉が「世辞」です。
私も、朝、帰りに矢中の生徒(583名)に対し、この「世辞」を多投しようと努力しますがなかなか言い続けられません。本来なら、一人ひとりに違った、異なった言葉を「世辞」としてつかおうと思いますが、段々同じ言葉「世辞」になってしまいます。
***今日の夜から、お家の中でお子さんやご主人、奥様、祖父母様に対して、「おやすみなさい」のあとに「世辞」を付け加えられるような家庭ができると素晴らしいと思います。
参考文献「栃教協教育新聞」(平成27年7月20日) 栃木県教職員協議会発行