その3 高濱正伸先生の講演から3
<高濱正伸先生の講演から 3>3回目は、「10歳から18までの子育て・しつけ」の後半を掲載します。
〇この時期の男の子は、女子とはまったく異なる対応をしなくてはいけません。母親は、この時期になっても男の子にとっては、「女神」、「あこがれの存在」「いつまでたっても母親」なのです。
一見、つっぱるような言葉や態度をしますが、母親との会話やふれあいを求めています。例えば、授業参観があるというとき、男の子は「来んなよ。」「来なくていいから。」と言っていながら、当日は後ろを降り向きながら「お母さん、来たかな?」と授業どころではないのが男の子です。
〇この時期の男の子は、父親とはめったに話しません。何かある時だけ、しゃべるような関係です。父と男の子は、年に何回か、「キャンプ」や「アウトドア」に連れて行きながら、「信頼関係」を作ることが重要です。
〇まとめとして・・・1 同胞の大人がいること。 2 誰でもいいので「師匠」がいること。 このことで、将来大切な約束やルール、指標が見え成長することができます。