過去ブログ(平成27年度)

1月21日(木)その3 カウンセラーの眼「子どもの意欲を・・」

<カウンセラーの眼「子どもの意欲を伸ばすには・・・」> シンクロナイズドスイミングの指導で知られる井村 雅代先生は、選手たち一人ひとりに応じて、少しずつ達成できる目標を与えると話しています。 いきなり、大きな目標を与えても選手たちは現実感がわきません。
〇井村先生の指導を受けている選手たちは、一日十何時間もプールで練習すると言います。 なぜ、選手たちはついてくるのかと、よく問われるそうです。 その答えは、選手に惜しみなく愛情を注いでいるからだ、とのことでした。
〇すると、選手との間に信頼関係が芽生え、つらい練習にもついていけるようになるそうです。 学校教育も同じではないでしょうか? 子どもたち一人ひとりに応じて、努力すれば到達できる小さな目標を示すのです。 そして、たっぷり愛情を注ぐのです。そこから、子どもたちの意欲は育っていくのでしょう。
***小さな目標、少し努力すれば達成できる目標を与える。愛情を注ぐことで、子どもたちのやる気と意欲が育っていくということ。 これは、学校でも家庭でも同じことが言えると思います。   参考文献「日本教育新聞」 日本教育新聞社(H28,1,18) 15面を参照