過去ブログ(平成27年度)

3月27日(土)その2 カウンセラーの眼「眠育?」

<カウンセラーの眼「眠育って、ご存じですか?」> 「日本教育新聞」(平成28年2月15日付け)3面に興味をひく記事がありましたので、紹介します。 
〇OECD(経済協力開発機構)の国際比較調査(H23)では、日本人生徒の睡眠時間は「7時間43分」で、世界で一番短いことが分かりました。 平成19年度から25年度までの文科省「全国学力・学習状況調査」の結果からも、すべての年度で中学3年の7割が、午後11時以降に就寝していました。

〇睡眠の乱れは生活習慣の乱れに結びつき、学習意欲や体力、気力の低下、そして「不登校」の要因にもなります。 このようなことから、子供たちの睡眠リズムを整え、生活習慣を改善することが求められいます。 生活習慣の改善に必要な取り組みの一つとして「眠育」が全国的にクローズアップされてきました。 中でも文科省が発行した「睡眠調査表」を活用した取り組みが全国に広がりを見せているようです。

〇福井県若狭町では、「睡眠調査表」を毎日記入し、その後担任と面接をしていくことで、睡眠時間が夜10時になった結果、「不登校」の割合が10%減少したそうです。