過去ブログ(平成27年度)

4月13日(月)その2 校長室コラム「学びの共同体とは?」




<校長室コラム> 新学期がはじまり2週目に入りました。1年生は矢中への登校3日目になります。心の面での疲れが出る頃でちょっと心配していたとおり、今日は2名が欠席でした。明日は、全員登校してくれることを願っています。

矢中グランドデザイン2015バージョンに、新たな取り組みとして記載した「学びの共同体」について、説明いたします。

「学びの共同体」とは、富士学び工房代表の佐藤 雅彰先生と東京大学教授の佐藤 学先生が先駆的な共同研究・実践したものです。基本的な考え方は、すべての教科、すべての時間で「学び合い学習」を取り入れることです。授業の中で、2人学び、3人学び、4人学びなど、学び合いを行うことで、クラスの人間関係が良好になったり、学び合いが成立したりしていきます。結果として、クラス全体の「学力の向上」につながるという検証結果も出ています。

4月2日に、職員スタッフには「学びの共同体」の考え方を話しましたが、今日の2校時授業の中で、多くのクラス(教科)で、「学びの共同体」が行われていることに、驚きと感動をしながら授業参観をしてきました。