過去ブログ(平成27年度)

12月28日(月)その2 カウンセラーの眼「高校生が祖父母殺し」

 <カウンセラーの眼「高校生が祖父母を殺害」> ここ数日の間に、高校生が祖父母を殺害する事件が連続しています。 現在の中・高校生に何が起きているのでしょうか?
〇千葉県君津市の事件では、警察での聴取で、加害者である高校生男子がストレス発散で通行人を殺そうと思ったが逃げられると思い、家の祖父母を殺害したと答えたそうです。人間の価値や命の尊さをまったく考えていない、自己中心的な犯行に驚きました。
〇一昔前は、息子が父親を金属バットで殺す事件がありましたが、親代わりに育ててくれた祖父母を殺すことはありませんでした。
〇過去には、日本の家庭では儒教の「五常」(仁、義、礼、智、信)の教えがありました。人としての道、守るべき徳の心、親を敬う、目上の人(年長者)を敬う心があったのですが、今の中・高生に「五徳」の心があるのか、問いたいと思います。 
***このような事件が続くときは、今の子どもたちに欠けた「心の部分」を家庭と学校で補わなくてはいけない現実を感じてなりません。