過去ブログ(平成27年度)

2月17日(水)その4 カウンセラーの眼「怠けアリの存在」

<カウンセラーの眼「怠けアリが貴重な存在に」> 今朝の「毎日新聞」に面白い記事がのっていたので、紹介します。
〇アリの集団には、働きアリの中に2割から3割、動かない怠け者のアリが存在します。 「全員が働けばいいのに!」と思うでしょうが、100%全員が働いて、全員が疲れてしまうとそのアリの集団は消滅していまうそうです。
〇約8割の働きアリが疲労して動けなくなった時に、約2割の怠け者アリが動き出すように、アリ集団の約束ができているという結果を、北海道大学の長谷川英祐准教授が発見しました。
〇研究の結果から、同じアリ集団の中では、このような非効率的、非能率的なアリを常駐させることが、自分たちの集団を維持、存続させるために欠かせないということが分かりました。
***このアリ集団の研究結果は、何となく現在の「人間集団」にも当てはまるように感じてなりません。   参考文献「毎日新聞」(H28,2,17) 「怠けアリ 集団存続に貢献」から引用