過去ブログ(平成27年度)

3月20日(日)その2 カウンセラーの眼「授業はライブだ」

<カウンセラーの眼「授業はライブと同じだ」> みなさんは、音楽のライブやコンサートに出かけたことがあるでしょうか? 2月22日付けの「日本教育新聞」(日本教育新聞社)3面に、興味深い記事があったの紹介します。
〇「ライブ」とは、演奏者と観客が一体となる場だ。 伝えたい何かがある演奏者が、それを直接伝えてほしいと観客と一体となる場だ。 そんな生き生きとした時間と空間を共有し、実感できる場。 それが「ライブ」であり、だからこそ「LIVE」と言うのであろう。 

〇生徒にどうしても伝えたいこと、伝えなくてはいけないことがある教師が、それを子供たちに伝える時間と空間が「授業」である。 それは教師に直接伝えてもらいたい子供たちが、教師と一緒になって学ぶワクワク(ドキドキ)するような期間と空間が「授業」である。 つまり、「授業」は「ライブ」と同じであるといえよう。

〇「ライブ」は観客にとっては一生に一度きりの貴重な体験の場であり、演奏者にとってはやり直しのきかない一度きりの勝負の場である。 同様にこの1時間の「授業」は、子供たちにとっては一生に一度きりの貴重な「学びの時間」であり、教師にとってもやり直しのきかない一度きりの真剣勝負の場だ。

〇結論として、教師のやるべきことはただ一つ。 子供たちの期待に応えられる授業を行うことだけだ。
***私は、初任者の時に、先輩から「授業は真剣勝負だ。」と何度も言われたことを思い出しました。 事前の教材研究や生き生きワクワクっするような授業構想や展開、発問などを考えながら、日々自己研修と精進をしないといけないと考える機会となりました。