カウンセラーの眼「挫折はつきもの」
<カウンセラーの眼「挫折はつきもの」> 元宮崎県知事の東国原 英夫先生の文化講演会「挫折力が人を磨く」の講演内容について、メモしたことを記入させていただきます。ビートたけしの1番弟子と言われるだけあって、笑いのポイントをついて、涙が出るくらい笑った1時間30分でした。
1 水が飲める国・・・世界で3カ国のみ。その中でも、「日本」の水が1番、美味しい。東京の水道水はぬるい。宇都宮市の水道水は「美味しく」「冷たかった」。
2 東国原、7歳の時の将来の夢は、「フランス人になりたい」だった・・・理由1「ナポレオンが好きだった。」我が輩の文字に不可能という文字はないという言葉から。 理由2小1担任、後藤先生の言葉「がんばれば、できますよ!」という言葉から。 理由3上杉鷹山「成せばなる。成さねばならぬ、何事も」の言葉。これら、3つの言葉を心の支えに「フランス人になりたい」という夢をもって育つ。
3 小学6年生、卒業文集の中で、将来の夢を「政治家とお笑い芸人」と書く・・・どちらの職業も「人々を幸せにする仕事」である。東京オリンピック以降、高度成長期で、テレビは画期的。お笑い番組も登場していた時代。
4 大卒と同時に、ビートたけしに弟子入り・・・新宿アルタの7階に運良く上がり、直接「弟子にしてください」と直訴。採用になる。ビートたけしの教え「1を聞いて、10を知れ」「やったことは自分で責任を持て」
5 挫折はつきもの 1回目の挫折・・・講談社へたけし軍団が殴り込み事件(1986年?)。訴追。謹慎処分。この謹慎期間に、今まであたためていた推理小説(約300枚)「ビートたけし殺人事件」を書き上げ本になり、テレビドラマ化。このドラマの主演女優が「かとうかずこ」で結婚。
6挫折はつきもの 2回目の挫折・・・本人、プライベートで不祥事を起こす。謹慎期間に、政治の道を目指す。早稲田大学で政治を学ぶ。宮崎県知事選で当選。1期をつとめる。
***東国原さんのユーモアたっぷり、お笑い芸人の口調で、楽しい(Happiness)な1時間30分でした。講演を聞いていた、約1200名の聴衆の皆さん、全員おなかを抱えて笑っていました。「挫折はつきもの」、「挫折」をどう切り抜け、切り返していくかがカギになることを感じさせる講演でした。