過去ブログ(平成27年度)

12月17日(木)その2 カウンセラーの眼「多様な眼」

 <カウンセラーの眼「多様な眼でお子さんをみてあげてください」> 「いじめ防止対策推進法」(H25,6,28)が国会で成立しました。この法律ができたことで、小・中・高の学校現場では特に「いじめ」については注視して対応をしています。第⒋条には、児童等は、いじめをしてはいけないと、規定しています。
〇加える側が、軽い言葉かけや「からかい」、「ふざけ」、「いやがらせ」であっても、相手が「いじめ」と感じれば、「いじめ」になります。被害生徒が「いじめ」であると訴えれば、加害生徒たちには、指導の他に市教育委員会への報告、警察等との連絡をすることにもなります。 お家でも、この「いじめ防止対策推進法」につてお子さんと話し合いの場をもっていただけると幸いです。
〇日々、仕事や家事等で、お忙しい中だと思いますが、多様な眼で見てあげてほしいと思います。どのような眼(目)かと言うと、「見る眼」に加えて「診る眼」(病気を見極めるようなドクターのような眼)、「視る眼」(注意深く注視するような眼)、「看る眼」(「痛いの痛いの飛んでいけ!」と言うな看護師のような眼)、「観る眼」(観察や調査するような眼)で、みて話して聞いてあげてほしいです。
〇話して聞いてあげるスタンスは、以前、学校ブログにも書きましたが、亀口憲治教授の考えるように、女子には同じ大人、女仲間として関わり、男子は母性的に関わり、真意を聞いてあげてほしいです。
***MISSION「Happiness」に向かって、「矢中のHappiness」、「学年のHappiness」、「学級のHappiness」、「グループや友人とのHappiness」「自分のHappiness」のために、少しずつ良い方向に前進している矢中生です。ただし、少数ですが、自分中心に動いて、「友達のHappiness」を求められない生徒もいて、指導・支援しています。